CASE 3
被告 JAYWALK(当時J-WALK) [何も言えなくて…夏] 1991


●収録アルバム
心の鐘を叩いてくれ

作詞・作曲 知久光康・杉田裕
概要 初期はJUST BECAUSEが有名。その後ヒットに恵まれず沈んでいたが、対象曲で復活を果たす。


試聴可能サイト YOUTUBE(全曲)


試聴可能サイト TSUTAYA 2曲目(イントロ〜Aメロ)
原告 HEART [All I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU] 1990


●収録アルバム
BRIGADE

作詞・作曲 Robert John Lange
概要 アンとナンシーの姉妹を中心としたハード・ロックバンド。70年代から活躍しており、NEVER等の大ヒットを数多く持つ。対象曲はミディアムテンポのラブソング。


試聴可能サイト YOUTUBE(全曲)

試聴可能サイト TSUTAYA 2曲目(イントロ〜Aメロ)


試聴可能サイト MUSIC LINE 2曲目(Bメロ〜サビ)

 


ラーズ・たつみ 俺、前から似てると思ってた。
ジェームス・やまだ 今回は今までのケースと違い、曲全体が似ていると言う稀なケースです。順を追って分析して行きましょう。まずAメロ。「もう2度と会わない方が」で始まるところです。J-WALKは B♭→Gm→D♯→F7、HEARTの方はF♯キーの同進行です。
ラーズ・たつみ 典型的な循環コードやな。HEARTの方は少しはずす工夫がしてあるけど。この段階でパクリと言ったら循環コード使えんよ。
ジェームス・やまだ 問題はBメロです。「時はいつか」のとこ。
ラーズ・たつみ うわ!もろパクリや!おまけにBメロのコード進行は全く一緒。
ジェームス・やまだ そしてサビです。J-WALKはまたAメロの進行に戻ってますがHEARTはF♯とB、2つのコードだけ使ってよりサビらしく仕上げています。
ラーズ・たつみ Bメロからサビへの移り具合がまた似てる。サビの頭の音が一緒でしかも食ってるところも同じやからやろうな。
ジェームス・やまだ パクッたことは歴然ですね。 
ラーズ・たつみ 部分部分の歌メロだけのパクリやったら、許せる範囲かもしれないけど、構成ほとんど一緒と言うのが言いのがれできんな。コード進行だけ真似して、違うメロディ乗せたらばれへんのに。
ジェームス・やまだ ラーズさんがたまにやる手ですね。
ラーズ・たつみ ほっとけ!
 
判決: GUILTY