CASE 4
被告 浜田省吾 [愛の世代の前に] 1981


●収録アルバム
愛の世代の前に

作詞・作曲 浜田省吾
編曲 水谷公生
概要 初期はWEST COAST風曲調。HOME BOUNDからロック色を強める。コンスタントにアルバムを発表し続け、その地位を確立している。

試聴可能サイト TSUTAYA(1曲目)
原告 Alan Parsons Project [Games People Play ] 1980


●収録アルバム
The Turn Of A Friendly Card

作詞・作曲 Eric Woolfson and Alan Parsons
概要 プログレッシブ・ロック的なサウンドから次第にPOPに。DON'T ANSWER MEのビデオ・クリップはMTV初期の金字塔。

試聴可能サイト MUSIC LINE(3曲目)

ラーズ・たつみ ・・・。
ジェームス・やまだ ラーズさん、どうしたんですか?
ラーズ・たつみ わし、浜田省吾って結構好きやったんよ、昔。「HOME BOUND」「愛の世代の前に」「PROMISED LAND」この3部作は良かった。特に「愛の世代の前に」は、すごくかっこいいリフやと思ってたんや。それがパクリやったなんて。
ジェームス・やまだ でも、後半2小節違いますよ。
ラーズ・たつみ SMOKE ON THE WATERなんか、出だしの3つの音符使ったら、後にどんな音を付け足したり変えたりしてもいい訳でけへんぞ。
ジェームス・やまだ なんか、すごい強引な論理だと思うんですけど。。。
リフとしてのかっこ良さは「愛の世代の前に」の方だと思いませんか?
ラーズ・たつみ 確かに。アランの方は2小節固まりの繰り返しで、その上決してお洒落とは言えないアクセントが入っているしな。
ジェームス・やまだ 「愛の世代の前に」の方がロックっぽいです。
ラーズ・たつみ 発表された年から推測して、「愛の世代の前に」がアランの曲に影響を受けているのは明白やな。しかし、原曲よりかっこ良くなっているという事で無罪にしとくか?
ジェームス・やまだ それが妥当でしょう。
ラーズ・たつみ しかし、安心するのは早いで〜浜田さん。他にも色んなアーティストから訴状が届いているみたいやから。
ジェームス・やまだ それはまた別の機会に。
 
判決: NOT GUILTY