スパルタ練習の行く末








スキー歴もそこそこあって、素人目にはそれなりに上手に滑れているように見えるのでしょう。
友人と一緒にスキーに行った時、教えてほしいと頼まれることがあります。

横滑りから始まりボーゲン、シュテムターンと順を追って教えてあげるのが親切なのでしょうが、当時はどうもそれが楽しくないように思えていました。

「スキーなんて感覚で滑るものだから。習うより慣れろで身体で覚えよう。」
「とりあえず景色も最高やから頂上まで行こうぜ!」
スキーの醍醐味でもある山頂からの最高の景色をまず始めに見せてあげたら、スキーを好きになってくれるに違いないと思ったのです。

スキーのスの字も知らずに山頂まで連れてこられた僕の生徒は、案の定下山半ばで半べそになり、あげくの果てに転倒して顎から流血!
いまだにスキーの話になるとコンコンとその時のことを責められます。
スキーを教えてあげる時は、自分が初めてスキー板を履いた時のことを決して忘れないようにしましょう。反省_〆(´Д`)

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