極寒の地を体感








私の住む故郷では冬でも0度を下回ることはめったにありません。
どちらかと言うと、雪には縁がないぽかぽか陽気の南国気候。
スキーは大好きだけど、基本性能としては寒さに弱いのは自他共に認めるところです。

日本の過去最低気温は旭川でー41℃という記録があるそうですが、同じく北海道の名寄というところでー26℃という極寒を実際に体験してきました。
スキー場では完全装備なのでそれほど寒さは感じなかったのですが、夜の冷え込みが尋常でない。
「ここは本当に日本か?」

寒いというよりはビリビリ痛いと言った方が正解です。
吐く息が白いのは当たり前ですが、明らかに吐いた息がすぐに凍っているのがわかる不思議な感覚。
棟違いの温泉からの数mの距離でタオルはパリパリのバキバキ!
軒から地面にまで着こうかと伺う極太の氷柱。

あまりの寒さに脳の働きも凍てついたのか、凍ったバナナで釘を打つという某エンジンオイルのメーカーCMの映像が頭の中をグルグルと回っていました。(これがわかってしまうぐらいの方はおっさん仲間入り)
でもここなら本当にできるかも?

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