2017年4月20日(木)金剛山野鳥・春の花 観察会を行いました。 |
観察会を終えて
観察会当日は天候に恵まれ、9名(会員)で観察地、金剛山へ向かいました。金剛山の夏鳥は5月・6月が最盛期とあって、4月は少し早い時期であり、また、冬鳥も去った頃でもあることから寂しい観察会になるのではと危惧していましたが観察を始めると留鳥であるカケス、ミソサザイ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、コジュウカラなどが私たちを出迎えてくれました。そのなかでも特に、ミソサザイ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ達の営巣の準備に出会えたことが収穫となりました。そしてもう一つの収穫はカタクリの群落を観察することができたことです。このカタクリを見るために鳥の観察には早い4月に計画を立てた理由の一つでした。その甲斐あってカタクリを見ることができとても心に残る観察会となりました。 ( 中田 亘 )
和名:ヒガラ 学名:Periparus ater
和名:カケス 学名:Garrulus glandarius
和名:ミソサザイ 学名:Troglodytes troglodytes
和名:カタクリ 学名:Erythronium japonicum
和名:コガラ 学名:Poecile montanus
和名:コジュウカラ 学名:Sitta europaea