琵琶湖・エリ漁紹介(2) 


1998年6月17日、滋賀県の安曇川町の漁師、斎藤さんのエリを見せていただきました。
梅村さんの「刺し網漁」も同行させていただきました。
どちらも初めての経験で、感激しました。有り難うございました。

これは、本モロコです。20センチほどある大きなモロコでした。今や、希少な魚です。
市販のモロコの佃煮の原料は中国産です。
獲れたエビをビクに入れています。
漁獲が少ないとき、これを出荷するのです。
アユを水槽に入れています。
アユは勝手に跳ねて、水槽に入ります。
エビが残ります。それで、アユとエビの選別が
できるのです。
この水槽には、酸素を入れています。
エビとその他の魚を分けています。
ウグイの稚魚やイサザがいました。


ランカーサイズのブラックバス
ここには、お金にならない魚が入ってます。
ブラックバス、ブルーギル、ニゴイ、フナなど。
フナは、お金になるのとならないのがあります。
ハスはお金になります。なれ鮨にするようです。
梅村さんが、刺し網をあげています。
ここで、水深86メートル。
エリのある場所とはかなり深さが違います。
湖の真ん中まで来ているのです。
2KG弱のビワマスがかかっていました。
その後、9枚の網をあげたのですが、
かかっていたのは4尾だけでした。不漁でした。
前川商店の中川さんです。
運転(操縦)席に座ってご機嫌です。
これがビワマスです。
身は、薄いオレンジ色。琵琶湖にしかいません。
刺し網の張ってあるところ(安曇川から沖へ約5kmくらいの所)から、遠く比良山系を望んでいます。
こうしてみると、「琵琶湖は海だ。」と思えます。 
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