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このページに続きを連載していきます。
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作業はいったん休憩。

使用している材料について 
ご覧のとおりの2×4材。前にも書いてますが
米松です。

低価格で比較的加工がやりやすいものですが、
写真にも写っている通り、節が結構ありこの
部分は非常にかたく手作業では無理があります。

最初の寸法どりのときに、この部分をさけて
使います。
2Mくらいの現材でもフルに使えません。
半分強程度が使えればOK というところです。

ご覧の通りに切断します。
節のある部分と端材は使用不可になります。

向かって左の2部材を張り合わせて
現材にします。接着には2液混合式の
エポキシ系の接着剤を使います。

張り合わせる時には、木目をあわせるように
します。後から削る時に方向性が統一されて
加工がしやすく(心持ち)なります。

接着、固定には市販のクランプを使い
完全固定するまで放置します。

このあと型紙から作る素材の外形をトレース
して削り込んでいきます。
最初のページの前行程ではありますが
割愛しておりましたので紹介しておきます。

 

 

この状態でころがしております。
念のため1日間は放置しておきます。

 

おまたせしましたが、やっと色を挿していく行程になりました。
一見真っ白なイルカではありますが、実際にはいろいろなディティールが
表面に存在し、またこのようなモデルとしては誇張表現も必要と思われます。
あとは感じるがままに塗り込んでいくのです。

画面では少しわかりにくいですが、
かなり薄く溶いたアクリル絵の具で
塗り込んでいきます。
この状態でもアンバー、グリーン系、
グレー系イエロー、マゼンタ等の色を
のせています。
ほんとうに少しずつ色を”のせて”
いきます。

更に塗り込みを重ねていきます。
ここまでで約半日かけています。
だんだんと色がのってきているのが
わかりますでしょうか?

更に休憩用にビールも2缶使って
しまいました。(飲んじまったヨ)

ここからまだまだ作業は続きます。

作業を行いながらこのHP用に写真を撮るのはめんどうな作業ではあります。
いったんどこかで描き込みを中断しなければ出来ない作業(当たり前ですが)で中断すると
テンションが持続できずついつい休憩(酒ばっかり・・・)となります。
いきなり変わり過ぎの展開は本理由につきご容赦を・・・

胴体中央の拡大部分です。
まだら模様のパターンがわかります
でしょうか。
水彩ではありますが、ドライブラシの要領で
色をのせていきます。

更に下塗りにつかったジェッソを薄く
といたもので上塗りして全体のトーンを
ととのえます。

顔を描き込みます。
まず鉛筆で下絵をかきます。
ここはフリーハンドの一発勝負です。
最初にもかきましたが、モデルのイメージを
頭にたたきんでおくことは必要です。

そんなに難しい技ではなく、要するに
この作業が楽しいかどうか感じれば

“成せばなる!”ということです。

ここまでの全体形をアップします。

顔を描き込みます。
いきなり濃い色はつかわず薄い
ブラウン、グレーでなぞる様にして
色をおいていきます。

このやりかたの良い所は修正が簡単に
きく事です。
いきなり濃い塗料でかいてしまうと修正が
非常にやりずらいので、お勧めです。

周りの表情を白、薄いグレーで描き込みます。

白イルカの成獣は胸びれや尾びれ
背中にやや黒ずんだ模様が出来ます。
真白なものよりモデルとしてもアクセント
がつきますので再現してみました。

 

とりあえずこの辺で完成にします。
まだまだ作り込みがたりないような気も
しないではありませんが
キリがないかもしれません。
新しいアイテムも作りたいので
とりあえず完了ということで・・・

←イメージをクリック
 するとWORKS
 ページにジャンプ
 します。

完成にしときます

次はこれです