PART2の時に仕込みました原材に
次のアイテムの側面形をトレースします。

あまり細かな事は気にせず
だいたいの目あわせでOKです。
反対面にもミラーでトレースします。
この時センターラインをあらかじめ
決めておきそのラインに合わせてやると
左右だいたい同じに位置がきめられます。

のこぎりで余分な部分をカットします。
ここからは腕一本のみで削り込んで
いきます。

 

荒削りはノミ一本で切り出していきます。
これが大変。なんで手彫りでいくのか
我ながらうらめしいです。
電動工具をつかえばすぐの作業なのに...

側面形がほぼできあがりました。 左右の形状がだいたい同じであればOKです。
必要なのはセンターラインの側面形がきちんと出ていることですから。2枚の木材を
張り合わせていると接着面が消えない中心線となり便利です。

平面形を描き込みます。
この時も接着面のセンターを基準にアタリをつけて
いきます。

更に削り込みを進めていきます。
ノミ1本でここまで削り込んでいきます。

こちらも中心部のラインを出すことが目的で
両端はだいたい形がででくればOKです。

尾びれの部分はかなり大きめに残して
あとで如何様にも出来る余裕をとって
おきます。

削り込みを進めていきます。
なんとなく形が見えてきました。

ところで、ナニを作っているのか
お分かりかナ?

ちょっと削りすぎたカナ

 

ここからまた全体形の見直しをします。
先の白イルカのときにも使ったエポキシ系の
接着剤をパテ代わりに使って外形修正します。

 

 

先端部分が特に削りすぎの感があり
重点的にパテもりをしました。

この後尾びれを作り込んでいきます。

尾びれはこのままでは、全くボリュームがありませんので、端材を使って大幅に増積してやります。
固定と整形にはエポキシ接着剤を使います。今の季節(7月)は気温が高く反応が活発であり
固まる時間が早いので、さっさと段取りよく作業を進めていきます。

下のイメージがここまでの状態です。削りすぎた(と感じる)所は同様にエポキシにて修正していきます。
 

 

尾びれが大き過ぎるか?
いつも一発できまったことは
ありません・・・

削り込みのあとは修正作業が
ついてまわっています。
削っているときはそれなりに
納得しているのにネエ

これも作業のお楽しみという
事で・・・

削ったり、パテもりしたりと試行錯誤で
進捗しています。

いきなりまた変わっていますが作業に
集中するとこのHPアップがどうしても
おろそかになってしまいます・・・

腹部もボリュームが少ないように感じましたので
パテもりします。
尾びれはやはり大き過ぎるので修正しました。

さらに、胸びれを作ります。これまた一寸大きい?

 

この様な環境で制作しています。
狭くて作業がしにくい・・・

胸びれを修正しながら本体に仮組します。
だいぶソレらしくなりましたでしょうか?

部分的なデッサンに納得しておりません。
まだ少々、削ったり盛り上げたりの
繰り返しが続きそうです。
この作業もどこで完了とするのか
判断が難しい所ではあります。
(なかなか納得出来ない・・・)

 

 

バックがシュール?

胸びれを削り込みます。
胴体と接合するための真鍮ピンを
打ち込んでおきます。

まだ完全に削り込まないでおきます。
最終の形を見た時にまだ修正出来る
様にしておきたいからです。

 

 

 

 

やっとココまでキター

 

下地処理にはいっていきます。
前の白イルカの時と同じです。
ただ今回のアイテムは胸びれが大きい
ので、まだとりつけないでいます。
補強の真鍮線も2本入れてあります。

 

尾びれのディティールを作り込み
テールの形状も整えます。
ノーズ部分のイボ状の突起は
ジェッソで盛り上げます。
全て一発勝負で決めていきます。

胸びれを作り込めばイヨイヨ
色を挿していけるゾー

 

胸びれの前縁コブの芯に爪楊枝を
植え込みジェッソで盛り上げ
整形します。
ようやく外形完成だ! ↓↓↓

色を挿す間際で今回のアイテムは、表面のディティールが今までのどれよりも
変化にとんでおり、事前の処理が必要と思われ想像以上に難易度が高いようです。
→(始めから気がつけヨ)
あごから腹部にかけてはっきりとした畝があり、これをかきこんでおく必要が
あります。 どうやって描き込んでいくのか思案中・・・

中々色をおいていく事が出来ない・・・イライラします

 

結局、アゴから腹部の畝は鉛筆で
一発勝負で直接描き込みました。
始めはトレシングペーパーを使って
丁寧に描き込めると考えましたが
やってみると全くうまくいきません

でもやってみると以外と簡単!
トレペで下書きしたことで練習効果も
あった様です。
このあとすぐに胸びれをエポキシで接着、
接合部を整形、更にジェッソで下塗り整形
していきます。

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