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入谷地区の紹介

入谷は霊山地区の入り口の村です。県道に沿って小屋が幾つか並んでいます。集落への道が急坂なので車庫や倉庫として必要だったのでしょう。その間に村へと続く坂道があります。    

谷あいの村は平地が少なく、積み上げられた石垣で家の敷地を確保しているようです。堅固な要塞はお城の様、ここに攻め入るのは至難の事、石垣を積み上げた村人の努力と技術に驚きます。

入谷の歴史は古く、霊仙寺のあったころと考えられます。戦国時代には、浅井氏に攻められ落城した久徳城主の奥方が逃げる途中で竜となり、入谷に櫛や簪を置いて霊仙山中の池に入られたとか、なぜか美男美女の多い入谷村の伝説です。

   

20戸余りの静かな山村を火災が襲いました。昭和30年8月、集落は2戸を残すのみの大火となり、人々は着のみ着のまま山越えで落合集落まで逃げました。その惨状は新聞にも取り上げられ       忘れられない記憶となっています。故郷を去った人もいますが、再建築され残っている家もあります。

入谷の今

  • 11月に訪れた入谷は紅葉や黄葉で明るく華やいでいました。朽ちかけた家がよけい痛々しい。長い石段を上ると立派な狛犬が迎えてくれました。神社からの景色も素晴らしいものでした。
  • 元住民の多くは多賀町内に住んでいるので山の手入れや神社、お寺の行事に集まっています。忘れ去られた村ではありません。入村される方は常識ある行動をお願いします。

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