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  WoodCraft Page19

 

ソファ (2005.01.04 完成) 

 

 今回はソファ作りに挑戦しました。

 

 実は日本ヴォーグ社からカントリー関連の雑誌の取材を1月8日に受けることが年末に急遽決まり、折角の機会なので新作をと思い立ちました。

 

 

 前々からソファを作りたいとは思っていたのですが、今回時間がなかったので、デザインや細かな設計を決めるのが大変でした。

 

 

 

 座面と背もたれの部分のクッションは「ニトリ」で購入して、その寸法に合わせてソファのサイズを決めました。

 

 座り心地は非常に重要なので、座面の高さや背もたれの角度などは前に使っていたソファを参考にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の設計ノートを初公開!

いつもこんな感じで手書きの図面を作っています。

 

ベランダでの作業を最小限にするためにホームセンターでなるべくカットしています。材料の買出しに行く前にすべての木材のカット寸法を決めてしまいます。

なるべく材料が残らないようにしたいので無駄のない板取りを考えて設計を変更したりして、試行錯誤が続きます。買出しにいく前の晩は3時ごろまで設計していました・・・

 

このノートを片手にコーナンへ材料の買出しに行きました。

 

 

材料を買ってきたところです。→

主な材料は1x4材、2x4材とシナベニヤです。

今回ベランダでの作業はルーターでの溝加工や面取り、サンダーがけが主な作業となりました。

この季節、やはりベランダでの作業は寒くてつらい・・・ 

 

 

 

 背もたれの部分はホゾ組みで、すのこ状にしました。

 一枚一枚ルーターで削るのがちょっと大変でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

側面部は良く使うプロファイル材を使いました。

プロファイル材の裏面は面が粗すぎるのでシナベニヤでカバーしています。

 

裏面はこんな感じ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  本体仮組み完成!  12月31日でした。この日は大雪で大阪市内も雪が積もりました。

 

   

 

 

なんとか年内に本体を完成することができました。 年明けに塗装してクッションのカバーリングを作れば完成です。

 

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そして、ついに完成!(^^  1月4日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  カバーリングの生地はインド綿を使っています。妻が正月からがんばってくれました。

  仕上げはワトコワックス ナチュラルのみとしました。初めてワトコワックスを使ってみたのですが、仕上がりは

すべすべでとても気持ちの良い仕上がりになりました。

ワトコオイルでは徐々に飴色に変化して、それはそれで風合いが出て良いのですが、今回は白木の風合いを

残したかったのでワックスを使用しました。

 

 

  子供たちに登場してもらいました。 遊びに行く前だったので服装が厚着ですが・・・(^_^;)

  後ろ側もプロファイル材を使用して見た目がキレイになるように仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの焼印を押しています。

 

 

4月に発売される雑誌では、ソファを含めて我家の作品が紹介される予定です。

 

どんな感じになるか、ちょっとドキドキします。(^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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2006.01.21    追記 (カバーリング交換)

 

  1年が経って、カバーリングが痛んできたので、妻が交換してくれました。

  赤の細いストライプ柄で明るい感じになりました。

 

  写真では判りにくいかもしれませんが、本体のほうは、1年前よりも色が濃くなってきました。

 

 

 


2009.03.30 追記 (カバーリング再交換)

 

完成から早4年が経過しました。

今回は、イングランドのファブリックでカバーリングを妻が作ってくれました。

カバーリングを変えると部屋の雰囲気がだいぶ変わりますね。(^。^)

 

ちなみにイングランドのファブリックはこちらで購入しました。

   Le Cadeau  @福岡市       ファブリック: globaltex   funky floral