コラム

社員の化学日記 −第198話「コーヒーミルク」−

コ−ヒ−にミルク入れて飲むことをしなくなった。

コーヒーにミルクを入れなくなってもう2年ぐらいたつ。以前は、コーヒーミルクを飲むためにコーヒー摂取している様な感じであった。

しかし、今では全く摂取していない。コーヒーミルクは体に悪く洗剤を摂取しているようなものだとの情報がネットなど散見されるようになったからだ

コーヒーミルクの基本原料は水、油、乳化剤などである。

水と油は基本混ざりませんが、水になじみやすい部分(親水基)と油になじみやすい部分(親油基)持つ界面活性剤を使用することで、水と油が混ざり白く濁る(乳化)状態が作りだされる。この乳化剤に増粘多糖類を加えることで、白くとろみのある液体が完成する。

 しかし、この乳化を引き起こすために使用されている成分が界面活性剤であり、いわゆる一般の洗剤の主剤としられている。そのため、コーヒーミルクを飲むことが、まるで洗剤を摂取しているという話のようだ。

確かに、洗剤を飲むと思えは正直怖く思う、しかし食品に使用できる界面活性剤は食品添加物として指定され物しか使用できない。 だから過度に恐れる必要はないとの意見は理解できるが世の中の加工食品への添加物の多さを考えると、やはり避けたい。

そうやってミルク入りのコーヒーをずっと避けてきたが、ブラックの缶コーヒーでさえの原材料に乳化剤の表示がされていることを最近気づいた。

乳化剤を避けることは出来ていなかったがが、自分の健康と向き合い、賢い選択をすることをしていきたい。 添加物の多い現代食品に対して、意識的な選択を心がけることが、健康なライフスタイルを目指すための第一歩だ。

【白色林檎(ペンネーム)】

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