①子供主体であることを大切に!
『実』では、どんな小さなことでも「子供から」の発信であること、そこから一緒に視野を広げていくことを大切にします。その結果、子供の中に「自分が選んだ」「自分で考えた」「自分でやってみたい」「自分一人でできた」など興味の幅や達成感がどんどん広がっていき、自然と伸びしろが大きくなっていきます。
また、「なぜ間違えたのか」を考える時間も大切にします。どうしても、「正解した・間違った」に注目してしまい、間違った問題を解き直すことに時間を多く使ってしまうことがあります。その問題は解けてすっきりするかもしれんせんが、本当の実力が身についたとは言えません。「どこで考え方を間違ったのか。」と自分の考えた過程を見直し、自分の言葉でアウトプットすることで、じっくり問題に向き合う姿勢が身につきます。そうすることで、間違った問題だけではなく、様々な類題を解き進める力が向上します。

②1日1日異なる時間を大切に!
これまで、多くの小中高校生と一緒に学習してきましたが・・・。子供一人一人それぞれの性格や得意不得意によって勉強方法が異なることは当たり前です。しかし、「さっきまで調子良かったのに急に不機嫌!?」ということはよくありませんか?同じ子供でも、日によって、もしくは時間・分単位でころっと変わってしまいます。「今日はテンション高めやなあ」「今日はちょっとやりたくない病が出てしまっているなあ」など、子供発信の感情に合わせてその日のスケジュールを変更することもあります。もちろんやるべきことは一緒です。やり方をいつもと変える、順番を変えてみる、時には私と勝負!!などなど。。。飽きずに充実した学習時間を送る努力をしていきます。

③意外なところから学習能力を!
「折り紙やお絵描きなら好きなんですけど」「部活や遊びばっかりで外から帰ってきません」「おしゃべりが始まるとすぐ手が止まるんです」などなど、周りから見れば『う〜ん・・・。』に見えるこの瞬間こそ大切な時間かも?毎年、これらを題材にして「青少年のための科学の祭典」へ出展していますが、過去には「色塗り」をきっかけに算数好きになった子供もいれば、折り紙から発展してどんどん大きな物体を作り上げていった子供もいます。外には動植物や天体などの興味対象が、今日の出来事をお話にしている時間には国語力・作文力さえ隠れています。家庭学習のあり方や勉強と感じさせない方法とは・・・。子供だけでなく多くの保護者様もリピーターとなり、毎年楽しみに来てくれます。何がきっかけになるかは分からないのです。そこからいかに学習へとつなげていくかが大切なのです。

④お友達と一緒に・・・も大歓迎!!
お友達と一緒に学習すると,遊んでしまったりおしゃべりしてしまってダメではないか・・・。とも思えます。一方,わからないところを教え合って勉強することは,実力アップの近道でもあるのです。自分はどこが分からないのか,分かっているところを相手に伝えるにはどう説明するとよいのか、1つの問題に対してかなり頭を使います。そして,実力として確実に自分の身に付きます。「ON/OFF」をしっかりつけて一緒に楽しく学習してみましょう。

⑤「自習」は「自分一人で学習」ではなく「自分から積極的に学習」で!!
『実』では,自習室を完備しています。遊び帰り・部活帰りなど、自由に積極的に寄って学習して帰ってください。また,自習生にはできるだけ1度は声掛けをします。塾生の皆さんは,自分から質問をどんどんして、分からないままにせずきちんと解決してから帰りましょう。