Aグランド・キャニオン国立公園
    (Grand Canyon National Park)



グランド・キャニオンの谷に下って歩くのは、夏と冬は避けるのが良いと色々な案内書に書いてある。夏が良くないとされるのは勿論その暑さ、谷に下りるほど暑くなり40℃を優に超えるので登り返しが厳しいとある。冬は雪が降るときもあり、トレイルのコンデションが良くないらしい。
良い季節を選びたかったが、他の国立公園のロッキー・マウンテンやグランド・テートンを歩くのはやはり夏が良く、これらを満足させるには2度に旅行を分けねばならない。残念ながら気力の面でも資金力の面でも2度に分けるのも大変なので、夏一度に回ることにした。
そういうことで、夏などにグランド・キャニオンの谷を歩く人は少ないだろうと思って行ったが、なんのなんの、大勢の人が谷に下るトレイルを歩いている。少し安心したが、さすがに暑い。バテないように超スローで歩いたが、それでも谷からの登り返しはキツかった。

グランド・キャニオンはサウス・リム(南側)とノース・リム(北側)がありますが、今回名の知れたサウス・リムのグランド・キャニオン・ビレッジを訪れた。サウス・リムに入るには入場ゲート(Entrance Station)があってここで入場料として車一台$25(1週間有効)か国立公園年間パス($80)を払う必要があります。このゲートでグランド・キャニオンの案内パンフレット(日本語新聞を含み3種類ほど)が貰えます。ハイキングや無料バスや気象や食事など情報満載です。分からないことがあればビジター・センターで詳しく教えてくれます。
 グランド・キャニオンの谷に入り谷底を流れるコロラド川まで下りるのは、通常一泊泊まりになり、谷底のロッジのファントムランチに泊まるかテント持参のキャンプをする必要があります。

ロッジのファントムランチ泊を考えたが、残念がらフルブッキングで不可。かなり前に予約しないと無理のようです。
そこでこのロッジに通じる2つのトレイル(サウス・カイバブ・トレイルとブライト・エンジェル・トレイル)を2日に分けて谷の途中まで下りることにしました。
また、谷の縁(リム)を歩くコースと縁(リム)のあちこちに車で行けるビュー・ポイントがあり、これらも訪れたので、それらも合わせてまとめてみました。
朝のモーラン・ポイント(Moran Point)から北西方向を見る


  1.サウス・カイバブ・トレイル
  (South Kaibab Trail)
ビレッジにはセンター付近にあるヤバパイ・ロッジに3泊した。
宿泊を挟んだ2日目と3日目は谷に下りる2つのトレイル(左の1項と2項)を歩いた。
着いた夕方は夕日の中のリム・トレイルを散策し4日目の出発の朝はドライブで朝日の中をビュー・ポイントめぐりをした(左の3項)。
  2.ブライト・エンジェル・トレイル
   (Bright Angel Trail)
  3.ショート・ウォーク  ビュー・ポイント
  
(Short Walk & View Point)