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キニー・レイク・トレイル(Kinney Lake Trail)


ジャスパーから国道16号線を西に約1時間ほど走ると、ブリティッシュ州立公園のカナダ一高いマウント・ロブソン(3954m)の山を見ることが出きる。キニー・レイク・トレイルはクルマで更に北に2kmほど入った駐車場から始まる。
マウント・ロブソンの本当の良さを知るにはバーグ・レイク (Berg Lake) まで入る必要があるようだ。ただ、距離があり、通常2〜3泊のテント泊まりで行くか、ヘリコプターでバーグ・レイクに着き、帰りはキニー・レイク経由のデイ・ハイクで戻るかの方法をとるようだ。
国道16号のパーク・ヘッドクオーター(ビジター・センター)前の駐車場から,
マウント・ロブソン。手前の白い花はノコギリソウ (Common Yarrow) だと思う
 

 歩いた日;2004年7月6日
 コース;
Trailhead(Parkinnglot) -(1h15min) Robson River Bridge (Lunch 25min) -(35min)Kinney Lake 
Campground(休憩15min) -(1h35min) Parkinglot / Total 4h 05min (往復13.6km 標高差130m 
最高点標高 985m)
ルート16からマウント・ロブソンのサービス・ステーションの駐車場に入ると、手前にお店があり、奥に立派なビジター・センターがある。駐車場の北側にピクニック・ベンチがあり、マウント・ロブソンを眺めながら、休憩ができる。
キニー・レイク・トレイルの入口に出るには、駐車場から右にあまり広くない道を進む。2kmほど行くと駐車場に出る。ここがトレイルヘッド。一本道のトレイルなので迷うことはないし、標高差も少なく、手軽に歩ける。

マウント・ロブソンのピークが雲に隠れていて、雨も降り出すような天気だが、トレイルを歩きだす。右にロブソン川 (Robson River)を見ながらほとんど平らな広い道を歩く。大きな杉の大木 (Red Cedar) が並ぶうっそうとした林に入る。所々樹齢何百年と表示がしてある。林を抜けると回りが少し開ける。

ピークは見えないがマウント・ロブソンの姿が時々見える。道の土手にコモン・ファイアー・ウィードのピンクの綺麗な房状の花が咲き出している。
トレイルの途中のロブソン川
コモン・ファイアー・ウィードの花

ロブソン川にかかる橋を渡ると左手にキニー・レイクが見え出す。この辺から急に雨になる。左に行くと湖畔を歩くピクニック・エリアで、この道を取る。雷が遠くで聞こえ雨が強くなる。
ピクニック・エリアから
雲の中のマウント・ホワイトホーン方向
          湖のトレイルの中間点から
      ピークが雲の中のマウント・ホワイトホーン

湖が良く見える場所で雨の中で昼食。食べている内に空が少し明るくなり雨が止み青空も一部に出てきた。晴れるかなと思ったが結局また曇りに戻り、最後までロブソンのピークは見えないままであった。先へ進む。湖から離れ登りになり再び湖に出て湖畔の北端まで来るとキャンプ地に出る。屋根のあるベンチがあり、日本人の家族が休憩していたので、声をかけると、山小屋を経営されている方(トレイルに入る道と反対側の道路に入った所に山小屋があるそうだ)で、お客さんを連れてこられたとのこと。短時間ではあったがカナダの山についてお話を伺うことができた。
ここから先のトレイルが良いですよとおっしゃってくれたが、明日からトンキン・バレーに入る予定なので無理はできないと、引き返す。
車に乗りジャスパーに向うと直ぐ、猛烈な雷雨になり、前が見えない。運転は女房がしていたがカーブの多い道なので運転する女房も横に乗る私も緊張しっぱなし。ジャスパーまで強烈な雷雨は続き、無事宿に帰り着いた時には疲れて暫く何もする気力が沸かなかった。

     


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