アイスマン発見記念碑(3210m) と クロイツシュピッツェ(3457m) 小屋2泊 (Eismann Fundstelle & Kreuzspitze) |
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オーストリア・アルプスを調べているとき、1991年に標高3200mの所から氷河が融けて5300年前の人体が昔のままの姿で発見された事を知った。雪や悪天候でなければ発見場所へ行けることも分かった。 更に調べると、その近くにガイド無しで登れる3400mの山もある。 もっと調べると、この近くの3000mの峠を越えて、初夏に羊の群れが氷河を歩いてイタリア側からオーストリア側に来るという。オーストリアの牧草を食べ、秋にはまたイタリア側に戻るそうだ。 いったいどんな所なのか、絶対に歩いてみなければならないと思った。 |
クロイツシュピッツェからアイスマン記念碑の方向を見る (アイスマンが発見された所は、中央の氷河の裏あたり) (羊は、左に見えるV字の峠を越えるそうだ) |
1日目 フェントからシミラウンヒュッテ ( Vent to Similaunhutte) |
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2日目 アイスマン発見記念碑と マルツェルカムのショートウォーク (Eismann Fundstelle & Short Walk of Marzellkamm) |
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3日目 クロイツシュピッツェ(Kreuzspitze) |
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1991年の9月、シミラウンヒュッテ(Similaunhutte)の西、ティセンヨッホ(Tisenjoch)サドルの近くを歩いていたドイツ人夫妻が、氷河の間から偶然人体を発見した。調査の結果、今から5300年前の石器時代人であることが分かった。当時の衣類や持ち物がそのまま残り、人体はミイラ状態であった。今も研究が継続されていて、多くのことが分かってきたが、謎も多い。 |