アイスマン発見記念碑(3210m) クロイツシュピッツェ(3457m) 小屋2泊
 (Eismann Fundstelle
& Kreuzspitze)


オーストリア・アルプスを調べているとき、1991年に標高3200mの所から氷河が融けて5300年前の人体が昔のままの姿で発見された事を知った。雪や悪天候でなければ発見場所へ行けることも分かった。
更に調べると、その近くにガイド無しで登れる3400mの山もある。
もっと調べると、この近くの3000mの峠を越えて、初夏に羊の群れが氷河を歩いてイタリア側からオーストリア側に来るという。オーストリアの牧草を食べ、秋にはまたイタリア側に戻るそうだ。

いったいどんな所なのか、絶対に歩いてみなければならないと思った。

クロイツシュピッツェからアイスマン記念碑の方向を見る
(アイスマンが発見された所は、中央の氷河の裏あたり)
(羊は、左に見えるV字の峠を越えるそうだ)



1日目
フェントからシミラウンヒュッテ
( Vent to Similaunhutte)
2日目
アイスマン発見記念碑と
マルツェルカムのショートウォーク

(Eismann Fundstelle & Short Walk of Marzellkamm)
3日目
クロイツシュピッツェ
(Kreuzspitze)
  インターネット情報; Vent(英)
  歩いた日;2006年7月13日〜15日


アイスマンとは

1991年の9月、シミラウンヒュッテ(Similaunhutte)の西、ティセンヨッホ(Tisenjoch)サドルの近くを歩いていたドイツ人夫妻が、氷河の間から偶然人体を発見した。調査の結果、今から5300年前の石器時代人であることが分かった。当時の衣類や持ち物がそのまま残り、人体はミイラ状態であった。今も研究が継続されていて、多くのことが分かってきたが、謎も多い。
発見場所が僅かにイタリア領であったので、現在はイタリアのボルツアーノの博物館に-6℃で冷凍保管され、一般公開されているそうです。
一般にはアイスマン(Iceman)と呼ばれているが、オーストリアではエッツタール(Oetztal)の谷に因んでエッツィ(Oetzi)と呼んでいる。

インターネット情報;次の項目に関連する情報があります。
  ・アイスマンのDNA解析(日)