8.避妊手術 (2003,5,1)
麻阿りんは女の子だから、将来、乳ガンや子宮ガンになりやすい。先代コウも最期は腹部がボコボコ状態になり、さわったら飛び上がって痛がった。麻阿りんにはあんな思いはさせたくないと思い、つらいけど避妊手術を受けさせる。
4月30日、麻阿りんの苦手の病院に朝あずけて手術を受け、夕方むかえにいくことになった。
手術を受けるための検査をしたとき、肝臓の数値と血小板の数値が良くなくて、前回1度手術を見送ったので少し不安だった。(飼い主も肝臓の数値でひっかかったので、飼い主に似てくるのかな?)
夕方、病院へ行き、呼ばれるまで待っていた。ドキドキした。名前を呼ばれ、突き当たりの手術室のドアが開いた。そこにはブルーの襟巻きをつけた麻阿りんがいた。まだ麻酔が効いているのか動きが緩慢だった。しかし、麻阿りんは私たちだと気がついた。怖い怖い病院の診察台の上で麻阿りんは、得意の耳ぺったんこで目を細めて、にこ〜と笑った。なんだかすごく嬉しかったし、すごく安堵した。(しかし、次の日、大騒ぎになるとは、夢にも思っていなかった。)
おなかの手術跡にテープを貼ってもらい、襟巻き姿で帰宅。
次の朝、麻阿りんのおなかのテープを剥がそうとしたら、「きゃい〜ん」と泣いて、マジ噛みしてきたのだ。2人がかりでチャレンジするが痛がって暴れる。麻阿りんパパは仕事に行かなくてはいけないので、諦めて仕事へ行く。仕事中も麻阿りんのことが気になって麻阿りんママにメールする。ママも落ち込んでいる。「そりゃ、傷口に貼ってあるのだから、剥がすときはかなり痛いだろうなあ。」と考えると「手術受けさせない方が良かったのでは・・・。」と思って暗くなった。
その日の夜、テープの処理をしてもらおうと急遽病院へ行き、事情を話す。診察室に入り、お医者さんが「抱いておいてくださいね。」と言ったので、麻阿りんをしっかりと抱き上げる。どんな声を出すのか、どれだけ暴れるのかと緊張し、麻阿りんには痛くないように、しかし強く抱いていた。すると「すみましたよ。」というお医者さんの声。「あれ?」お医者さんも笑っている。職場でも気になって仕方がないほど、朝あれだけ大騒ぎしたのは何だったのか?お医者さん曰く、「甘えてるんでしょうね。」
こら〜、麻阿り〜ん
9.食事中の麻阿りん
なぜか人の食べているものには、無関心の麻阿りん。先代のコウが野良犬だったので食べ物には貪欲だった。だから麻阿りんにはドッグフードしか与えず、人の食べ物は絶対あげないようにはしていたが。
なんと麻阿りんは、私たちが食事を始めるとそばで寝てしまうのである。別に眠らなくてもいいと思うが・・・。
私たちの朝食と夕食が終わると起きあがってお座りをする。
「次は私の食事の番よ!」
10.「人」大好き麻阿りん
ペットショップで様々な人たちにさわられ、かわいがられたからだと思うが、麻阿りんは人が好き! お客さんには笑顔のおもてなし!(うれション付き) ひょっとしてドロボウさんにも?
番犬にならんやんか〜!