June 


ダークは続くよどこまでも              June,27

昨日の日記について。
失われた天使、という表現はなんつーかアレやね(何
良心とか信頼とか、清いココロと云いたかったわけだが。

ほんの二週間前に「誰も信じない」などとのたまっておきながら(6月13日付)
まだ自分は何かを期待していたのかと、ふと気付いた。
裏切られたと感じているのはきっと心の何処か、まだ信じる心が
あったということの裏返しなのだろう。
今はそれさえも愚かしく、そして哀しい。

リアルの愚痴(仕事のこととかじゃなく)をネットで撒き散らす行為も
正直好ましいと思わない。むしろ自己嫌悪の対象だ。
ただ、悪意は突然に容赦なく襲い掛かる。
遠くの国では無辜の民が襤褸切れのように殺されてゆく。
それはどこの世界でも変わらないのかもしれないが。
それと同じように、私の心も殺されてゆく。
ただ、それだけのこと。

傷ついて初めて知った。世界とはもっと美しく、純粋で光輝くものではなかったかと――そう信じていた、そう信じたかった自分が確かにいたことを。

今は闇。夜明けは来ない。



Lost Angels in my heart              June,26

生きるということは、如何に理不尽な境遇に晒されてもなお、じっと
耐え忍ばねばならないということだと思っていた。そう、長い間――
今でも少し思ってる。

でも私は、そんな風に思う自分と、そう思わせた世界とを憎む。
諦めることだけが、この世で生き長らえるための唯一の術だと信じ、
一切の希望と幸福を手離したまま、安らかに旅立つことさえ許されない。
……そんなことがあってたまるものか。

流されるな。
心を強くもて。己の誇りを見失うな。

自分さえ諦めればそれで全てが上手く廻るとでも思っていたのか。
自分ひとり守れずに、この世の何を信じられる?

自分だけのために生きているわけじゃない。
だけど、自分を殺してまで生き続ける価値がどこにある?

捨ててしまえ、そんな世界。

そうしたところで――私の中の失われた天使はもう還らない。

 



戦え!何を?人生を!!                 June,23

仕事に命をかけている、と思う瞬間がある。
それは数を合わせている時だ。

数と云っても、私の部署では金額は一切扱わない。(昔、経理の手伝いで数億動かしてたこともあったなぁ…)
主だった仕事は徹底した顧客情報管理と日々の推移分析(日報)。
守るべきはお客様の数だ。

毎日日報を作る。あらゆる角度から算出したデータを基に、すべての件数を合わせる。時には現物(申込用紙)を何度も繰ることもある。数が合わない内は何もできない。一日のはじまりとおわり。その総てが数に支配され、数によって成り立つ。
合って当然のもの――間違ってはならないもの。
件数管理とはそういう仕事。

日報は毎日決められた時刻に、本社及び営業責任者、関係者各位にメールで飛ばす手筈になっている。時間に追われ、デッドヒートを何度やらかしたことだろう。

一件のミスも許されない。その責任の重さに時折よろめきそうになる。私が指示を出し、下の者に作業をまかせたところで、最終的に全てを合わせるのは私の仕事。誰かのミスは私のミスとなる。だから日報は私が入れると決めている。
私より有能で、唯一無二の相棒にさえそれはゆだねることはない。(つーか相棒にはもっと大変なシステムをいじるという作業があるのだが)

春以来、深夜にまで渡る残業の日々はなおも続く。精神的にも肉体的にも限界が近い。いずれは後継者を作らねば、と常々思う。だが……この重責を、負荷をいったい誰に負わせられると――?

損な性分だなぁと自嘲めいて苦笑する。生まれつきの文系で、数字など見るのも嫌いなくせに。本当に人生ってわからない。……でも、仕事は嫌いじゃないと思う。大嫌いな本社。大嫌いな上役。投げ出したくなるような職務内容でも。
多分、仕事があるからがんばれる。もちろん、ないに越したことはないんだけど(笑)

今、かかえている大きな仕事に加えて、もうじき小さな仕事がひとつ。そして、再び「あの」仕事がやってくる。…まだ機密だけどw(何

初心に還れるかな。そうしたら続けてもいいんだけど今の会社。贅沢なことを云ってるのは承知。でもそれだけの仕事<こと>してるんでね。――そう、命をかけるほどに。

守るものあるうちは戦い抜く。それが信条、だったっけ…
やっぱり、損な性分みたいですね(笑)

 



おおきなおかいもの                    June,17

買っちゃった。
衝動的に注文したものの「忙しすぎて代金が振り込めない(爆)」という
アホな理由で一度はキャンセルしたアロマチック。(ちと重い)
軽いtxtページ→

ただの芳香拡散器(アロマデフューザー)と思う勿れ。
超音波振動によるミストで加湿と酸素浴。空気清浄効果もあるスグレモノです。フォルムの美しさとアロマの霧に惹かれてついに購入。楽天最安店でカード一括に至るまでの長い道のりときたら!
ショップサーチは勿論ヤフオクもビッダーズも廻って如何に安く買わんかと(笑)……でも電化製品はオークでは怖いので、最後は安心できるショップに決めました('-'*) 決して安い買物じゃないのは承知の上、ちょうど空気清浄機も欲しかったので良いタイミングだったと思う。

なにげにアロマセラピー歴長いくせに、数年前愛用のポット(陶器製)を割ってしまって以来、そっち方面から微妙に遠ざかっていて。学生時代はお香を焚かぬ日なぞなかったというのにね(笑・おかげで家族からは煙たがられたさー)
就寝前のフレーバーティーは欠かせなかったアロマ漬けの日々が懐かしくも今となっては微笑ましい。――暇だったんだなぁ自分( ̄ー ̄+)涙がキラリ(ぉ

今は余裕がないからこそ、自分へのささやかな贈り物。
実は職場で使おうとか思ってるわけなんだが(マテ) これからの時期、空調効き過ぎで体調崩すんだよ…orz(鬱)
それでなくてもマイカップとか備蓄食料とか室内履きとか持ち込みまくってて
「(会社に)住んでるんじゃ?」とか云われてるほどなのに。
いいんです…家にいる時間より会社にいる時間の方が遥かに長いんであながち間違ってないつーか風呂とベッドがあったらとっくに住んでるさああ!と開き直りたいくらいだよ全く。(←逆ギレ?)

アロマチック、良いっすヽ (´ー`)ノ霧がしゅわわ〜香りがほわわ〜んってカンジで。新しいエッセンシャルオイル、買おうっとw

 



もう夢は見ないから                    June,13

そのままおいていって――もう、誰も信じないから。

待っていれば、いつか救いの手が伸ばされると思っていた昔。
それが叶わぬ夢と知った時、むしろ気持ちは楽になった。
"もう待たなくていいんだ"
そのかわりいっそう不信は強まったけれど。じゃあいったい誰が。
誰が自分を救えると云うのか?

自分のためにできること、を、いつも考えていた。
それが何ひとつ自分のためになどなっていないことにようやく気付いても、
どうすることもできなかった。
自分を甘やかすことさえも自分のためにならないことをいいかげん知るべきだった。

もう待たないから。
いつか誰かがやってきて、私をここから救い出してくれる。
そんな夢はもう見ない。
だから、おいていって。せめてもの"希望"を残して。

誰も待たなくていいように、ひとりで生きてゆけるように。
別れの言葉は告げないまま、このまま永遠に逢わないで。
どれほど時が過ぎようとも。


来ない誰かをずっと待っている。今も昔も。
…そして多分これからも。

 



最後の悪足掻き                       June,6

当分の間、サイト更新できない予感なのでTOPを簡易変更。
てか、前TOP晒しすぎた…( ̄▽ ̄;)

なんちゅーかコンテンツ(目次)ないですw;下フレームから飛んで
やってください……うう(←息絶えたらしい)

今日は、某ホテルのランチ&デザートバイキングを食べ過ぎて
気分がよろしゅーないです。←一時は歩行不可能になるほど(アホ
あーでも美味しかった!ランチメニュー全種・ドリンク全種制覇したよ!w
なのにデザートは全種食べきれず。・゜(ノД`)゜・。(いやそこまでしなくとも
……悔いが残ります。

とは云え、しばらく食べ物は見たくない私なのでした。
(でも明日にはケロっとしてるんだろうなぁ)

 



雨音のララバイ                        June,5

「どうして苦しい恋を続ける?」

その問いに答を求める方がどうかしている。
苦しくない恋などあるはずがないのだから。

一年前だった。胸の内吐き捨てるように語る自分がいた。
誰かを愛した瞬間から絶望がはじまる。ならば誰かに愛された瞬間に
希望は生まれた?――問わず語りになろうとも、この声が届く相手が
いるのならそれより他に望むものはなかったろうに。

此処は「そのため」に創られたのだと。もはや誰にも明かすことのない
物語を綴る、そのためだけに。
……語り部である「彼女」はもういない。おそらくは目覚めることのない
永久の眠りの中で、夢を見続ける。ならば、自分は何のために此処に
いるのかと自問したところで、棺の守り人を辞める気もないくせに。

本当はいつだって救われたがってる。
癒しと赦しを求めて――

そんな夜に相応しい音楽をひとつ。天上の音色と聴き紛うほどの声を。
アンサンブル・プラネタ(試聴可能)

 



六月のシュールな薔薇                   June,3

――という本があるのだが、実は自分の名前はここから来ている。

由来、というほどのものでもないが、まだ少年だった頃、意味もわからず
ただ「シュール」というその言葉の響きに惹かれ使うようになった。
実際の意味はこんな感じ。

シュールレアリスム[(フランス) surréalisme]
理性の支配をしりぞけ、夢や幻想など非合理な潜在意識の世界を
表現することによって、人間の全的解放をめざす二〇世紀の芸術運動。
ダダイスムを継承しつつ、フロイトの精神分析の影響下に1924年発刊された
ブルトンの「シュールレアリスム宣言」に始まる。画家のダリ・キリコ・エルンスト、
詩人のアラゴン・エリュアール・滝口修造らが有名。超現実主義。
(出典:インフォシーク辞書)

若い時分だけに、超現実主義=スーパーリアリストと曲解(?)して
自分らしい言葉だと思い込み、筆名として使ったのが最初。
個人的にSの頭文字には偏愛の傾向がある。
今、改めて顧みても、夢と現実のはざま、うたかたとうつつを彷徨う自分には
相応しい名だと思う。ちと名前負けな感は拭えないが(笑)

リアルの本当の名前は実はちっとも好きじゃない。自分に似合うと
思ったことは一度もない。(親には申し訳ないが)
だから、筆名として、またハンドルとしてこの名を名乗れることは自分にとって
ささやかな喜びと満ち足りた幸福を感じさせてくれる。

名前は 呪文、だから。


更新→Private再編成。今までコソーリ公開してたものを集めました。

 

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