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◆◆ 秋の道東の旅 ◆◆

2004年10月
1日目  伊丹空港→女満別空港→オンネトー湖→阿寒湖→屈斜路プリンスホテル(宿泊)
  ◎オンネトー湖や阿寒湖の紅葉 ◎阿寒湖でのカヌーツーリング!
2日目  屈斜路→羅臼→知床(知床峠・フレペの滝ほか)→屈斜路プリンスホテル(宿泊)
  ◎紅葉の知床ドライブ! ◎フレペの滝トレッキング!
3日目  屈斜路→釧路川でカヌーツーリング→乗馬→タンチョウ見学→釧路空港→関西国際空港
  ◎釧路川でカヌーツーリング! ◎どさんこ牧場で乗馬!
                                       ★ 写真の上にポインターをおくと、説明や感想があらわれます。


■ 釧路川リバーツーリング! ■

 今朝は、去年の春と秋にカヌーを1回づつと、今年2月にスノーシュー等でお世話になったMATSU(まつ)さんとの釧路川リバーツーリングです。今日カヌーで下るコースは、細岡カヌーボートから岩保木水門までの約6`。こう言ってもピンときませんよね?そのコースを釧路湿原の細岡展望台に行かれたことがある方に説明をするなら、展望台から釧路湿原の中央を蛇行して流れる川(釧路川)が見えますよね?あの川をカヌーで下るのです。しかも今回は”別艇”で!一昨日、阿寒湖でとても怖いカヌー体験をしたので、正直別艇でのカヌーにビビっていたのですが、「絶対大丈夫です。」と言う彼の言葉を信じます。まずは、乗り込む前にカヌーの基本操作と万が一、沈(ちん・転覆)した場合の川への適切な落ち方(お尻から落ちる)を教えていただき、いざ出発です。最初は、ドキドキしながら、カヌーを操作していたけれど、すぐに緊張もほぐれ、とても楽しくなってきました。MATSUさんの適切な指導で、阿寒湖での恐怖体験もすぐに払拭できました。カヌーの基本操作の「ジェイとスイープ」、次回までしっかり覚えておかなきゃ...。
 また、去年の秋に下ったときは濃霧で何も見えなかった釧路川も今回は雲り空ながら、阿寒の山並みも見え、とてもきれいでした。カヌー中、私達の他に誰もいない釧路川は、とても静かで、しかもの〜んびりと下ることができ、とても癒されるひとときでした。このままカヌーに乗って、自宅に向いたいくらい...でした(笑)。そう言えば、湿原の動物達がまたも姿を見せてくれなかったのが残念ですが、約2時間の楽しいリバーツーリングは、あっという間に終わってしまいました。ますますカヌーにはまってしまいました〜。

◆ この旅行記を見て、一人でもカヌーに興味を持った方がおられたら嬉しいです。 カヌーデビューは、ぜひMATSUさんと...(笑)。

曇り空ですが、空気がひんやりして気持ちいいのです。 写真を撮るよって言うと、帽子をかぶりたがるMATSUさんなのでした。 別艇でのカヌー。恐る恐る二人で漕いでます。
細岡カヌーボートから... 今日のガイドは... 波も風もなく...
スタートします。写真にはカヌーが2艇ありますね。そうです。今回は、別艇でのカヌーに挑戦するのです。 ガイド歴10年のMATSU(まつ)さんです。釧路湿原のことなら彼におまかせ。北海道認定カヌーガイドなど様々な資格を持ち、カヌーを自由自在に操るMATSUさんの指導の下、別艇でカヌースタートです。 とっても穏やかな釧路川。すぐにカヌーの操作にも慣れ、楽しいひとときです。要所要所で、適切な指導があるので、その指示に従うと、思い通りにカヌーを進めることが出来、気分爽快です。
馴れてきたので、この余裕! 岩保木水門が見えてきました〜。 MATSUさん提供のお決まりのショット。
ちょっと薄日が... ゴールの... 約2時間の...
射してきました。カヌー操作にも慣れ、余裕が出てきたのかこんな写真を撮りながら、カヌーを進めます♪湿原に住む動物達が姿を見せてくれないかな〜。あらいぐまのほかに...(笑)。 岩保木水門が見えてきました。途中、コーヒータイムもあり、久著呂川にも入り込んだり、湿原と釧路川を満喫できました。もっともっと乗っていたいです。 リバーツーリング。とってもとっても楽しかったです。あまりに気持ちいいので、このまま自宅までカヌーで帰りたくなりました(笑)。もうカヌーイストの仲間入り?
◆持ち物・・・カメラ等、特に制限はありません。それでも心配な方はMATSUさんに相談してください。
◆トイレ・・・出発前に細岡展望台の公衆トイレで済ませておきましょう。
・・・ お ま け ・・・
 ぬいぐるみの「はじめろとぴょん」が、MATSUさんのガイドで「久著呂(くちょろ)川」を下りました。
 MATSUさんがかなり乗り気だったこのショット。出来はいかがですか?いい大人にこんなことをさせてすみませんでした&こんなにかわいいショットが撮れました。どうもありがとうございました(笑)。

追伸 今度は一緒に乗馬をしましょうね。かっこ悪いところも見せてください(笑)。
おもしろい写真でしょ? アップにすると、こんな感じです。

  釧路湿原インフォメーション Marsh & River

  住所 北海道釧路市喜多町2-19
  電話 0154-23-7116
  URL こちら



 どさんこ牧場で乗馬体験! 

 12時30分。申込みの手続きを済ませ、半日コースの料金(@8000円)を支払います。馬場のロッカーに移動し、自分に合ったヘルメットとブーツを選び、軍手をはきます。午後1時、乗馬に挑戦...と思ったら、ガイドの方から乗馬の基本について、約30分の説明があります。そして、やっと馬に乗り、馬場内で約15分程度の練習をします。
 13時40分。4人の参加者に1人のガイドさんが先導してくれる形で、舗装された一般道路を渡り、トレッキングスタートです。この道路は、一般の車が通行するので、ちょっと危険です(車がきたら、手を挙げて渡りましょう)。畑を通り、木々が生い茂る森をぐんぐんと抜け、ガイドの方に続いてひたすら歩きます。約30分程で、笹が生い茂る林(写真参照)に到着。馬から降り、ここで休憩です。このハンノキ林がとてもステキな場所でした。一面に敷詰められた笹、少し色づいた木々、突然現れたエゾシカ。乗馬も景色もどちらも楽しむことができて、とても得をした気分です。約20分後、再びトレッキングスタート。往路とは違う森の中を下ったり、登ったりと結構ハードなコースでしたが、とっても楽しいトレッキングが終わってしまいました。15時、馬場に到着。解散です。次回は、お弁当持参で1日コースに挑戦したいと思います。
 今回の参加者は、私達を含め4人。この中に乗馬が初めての女の子がいたので、ガイドさんの馬と彼女が乗る馬をロープでつないでのトレッキングとなりました。私は、AERU・浜中・ひらふと続き今回で4回目の乗馬体験だったので、ベテラン(?)扱いとなり、ほとんどかまってもらえませんでした。少し不安でしたが、浜中でのスパルタ乗馬(2003年秋の道東旅行記参照)が効いたのか、なんとか乗馬も板についてきました〜。ちょっとお尻の骨が痛かったけど...。

 ◆タイムスケジュール(午後の半日コースの場合)は下記のとおりです。
     12時30分 集合・受付(申込書記入)・支払い
     12時50分 ヘルメット・ブーツ・軍手選び
     13時00分 乗馬の基本操作についての説明
     13時25分 馬場で練習
     13時40分 トレッキングスタート
     14時10分 休憩
     14時30分 再びトレッキングスタート
     15時00分 終了・解散

これがハンノキ林です。 休憩中です。 とってもかわいいです。
馬場を出て、畑を通り... 私もお馬も休憩中... 彼女の名前は...
森の中を抜けると、ハンノキ林に出てきました。ここで約10分程休憩です。ここは、膝辺りまで笹が生い茂るとても綺麗な場所です。 です。乗馬のこつは、馬と人間が上手にコミュニケーションを取る事だそうです。やさしく撫でてあげて、ご機嫌をとっています(笑)。 「貴久(13才)」さんです。夫が乗った馬は、貴久さんの娘の「真貴(7才)」さんでした。乗り手の指示をよ〜くを聞いてくれるとても賢く温厚なお馬さん達です。
エゾシカが2頭、現れました。 乗馬も板についてきたかな? サラブレッドもいいけど、どさんこもいいねぇ〜。
紅葉の始まった林の中に... 記念撮影です... さぁ、再び出発です..
エゾシカ2匹を発見しました!でも、私達に驚いて飛び跳ねて遠くに行きます。でも、ある程度の距離をおくと、こっちをじっと見つめています。とってもかわいい姿でした。 ガイドの方に記念写真を撮ってもらいました。乗馬も楽しいけれど、こんなステキな場所に来ることができるこの乗馬体験。サラブレッドもいいけど、どさんこもいいですよ♪ 帰りは、別ルートで帰ります。ガイドの方が少し馬を走らせたりするので、ちょっと怖かったけれど、とても楽しい1時間半でした。次回は、お弁当持参で1日コースに挑戦したいと思います(笑)。
 ◆持ち物・・・特に制限はありません。リュックを持っていると何かと便利です。
 ◆トイレ・・・我慢できなくなる前にガイドの方に言っておくと、適当な場所を探してくれるようです。
 ◆アクセス・・・どさんこ牧場→塘路湖(コッタロ経由) 約30分、どさんこ牧場→釧路空港 約40分
外観です。   鶴居どさんこ牧場

  住所 北海道阿寒郡鶴居村久著呂71-1
  電話 0154-64-2931
  URL こちら

■ 鶴居村でたくさんの丹頂鶴に遭遇 ■■

鶴居村では、畑に丹頂鶴がいっぱい! 羽ばたいていきます。
10月にもなると、鶴居村のあちこちで丹頂鶴を見ることができます。9月には、ほとんど見れないのに、10月になると、餌が少なくなるのでしょうか? 丹頂鶴が2羽、飛んでいきます。最初は、珍しく見ていたけれど、慣れてくると、特別天然記念物の丹頂鶴も...ごめんなさい。

■ どれみふぁ空で遅めの昼食 ■■

丹頂カレー。見た目も丹頂に似せてあります。 チーズケーキも美味しいよ。  2月に食べた「丹頂カレー」の味が忘れられなくて、今回もお邪魔することにしました。「丹頂カレー」は、相変わらずの美味しさでした(2004年2月道東旅行記参照)。レストランの広大な裏庭にも、丹頂鶴が数羽いました。もちろん、鶴見台のトメさん宅にも親子の丹頂鶴がいましたよ。
※丹頂のつがいは、一生同じ相手と連れ添うそうですよ。仲がいいんですね〜。
丹頂カレー(1250円) ケーキセット(700円)

外観です。   どれみふぁ空

 住所 北海道阿寒郡鶴居村鶴見台前
 電話 0154-64-3987
 URL こちら


     ◆アクセス・・・どさんこ牧場→鶴見台 約15分、鶴見台→釧路空港 約25分 

■ お土産 ■■

お菓子がいっぱい。幸せな気分です。 こんな風にちょびっとづつ食べてます。
お土産の数々です。今一番好きなお菓子は、柳月の「三方六」です。味はもちろん、お値段も500円とお得です。 羅臼の道の駅内の舟木商店で買った「いくらのしょうゆ漬け(1000円)」です。とっても美味しかったです。

今回の旅のまとめ
イメージを色えんぴつ画で書いてみました。

来年こそはステキな紅葉が見たいなぁ...。
 今回は、台風21号と秋雨前線に左右され、あまりいいお天気に恵まれませんでした。それでも、ちょっと早かったけれど、オンネトーや知床の紅葉を楽しむことができました。阿寒湖での恐怖のカヌー体験も釧路川でのカヌー体験に活かせたような気がするし、釧路湿原に入り込むことのできるどさんこ乗馬体験もあり、とってもとっても楽しい旅でした。1日でカヌーと乗馬をするのは、体力的にかなりしんどいことが判明しましたが...。最近、アウトドア無くしては、私達の旅は語れなくなってきてるので、これからも旅の中にどんどんアウトドア体験を取り入れていきたいと思っています。次の旅行?さすがに今年はもうありません。たぶん...きっと...(笑)。来年の目標?まずは「冬の道東」。次に「春の道央」→「夏の道南」→「秋の道東」と北海道の四季を制覇したい!なんて馬鹿なこと考えています(笑)。ちなみに3日間の走行距離は706`でした。
 旅行記を最後まで読んでくださってありがとうございました。ご意見やご感想がありましたら、BBS(掲示板)またはメールでお寄せくださいね。終わり。

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