1日目 2日目 3日目

  
 ◆◆ 夏の小樽・積丹・ニセコの旅 ◆◆

2004年7月 
                         
1日目  伊丹空港→新千歳空港→小樽→積丹半島→余市→ニセコ東山プリンスホテル(宿泊)
  ◎積丹:神威岬までドライブ。海中展望船でウニでいっぱいの海底を見て大騒ぎ!
2日目  ニセコ→尻別川でカヌーツーリング→神仙沼→大湯沼→ニセコ東山プリンスホテル(宿泊)
  ◎尻別川でカヌーツーリング!◎神仙沼でトレッキング!
3日目  ニセコ→ひらふで乗馬→真狩村→洞爺湖→新千歳空港→伊丹空港
  ◎羊蹄山を望むお山で乗馬!
                                       ★ 写真の上にポインターをおくと、説明や感想があらわれます。

■ 天気予報がはずれて新千歳空港は快晴! ■

曇り空の伊丹空港を出発します♪ 快晴の新千歳空港に到着しました♪ 空港内の佐藤水産で買った「ずわい蟹飯」です。
曇り空の伊丹空港 快晴の新千歳空港 ずわい蟹飯弁当

突然ですが、”2か月連続北海道!”というわけで、今日から2泊3日の予定で「小樽・積丹半島・ニセコの旅」に旅立ちます。今日の伊丹空港は曇り空。天気予報では、北海道も曇りのよう...(涙)。今年の北海道の初夏も、数十年に1度しかないと言われている「蝦夷梅雨」の影響で、ぐづついたお天気が続いているようです。それでも、猛暑の関西を抜け出し、さわやかな北海道を目指します♪
午前10時前、新千歳空港に到着。ランチ用に空港内の佐藤水産でお弁当(ずわい蟹飯1020円)を買って、積丹半島の神威岬を目指します♪

 ◆ レンタカー・・・新千歳空港を利用した場合、飛行機を降りてから、レンタカーを借りるのに、小1時間かかるんですよねぇ。地方空港だと、かかっても30分。だから、地方空港を利用したいけど、関西からだとフライト数も少ないし、フライト時間も良くないんですよね。
 ※ 各レンタカー会社では、無料で傘の貸出しを実施してますので利用しましょう!
 ※ 受付カウンターに空港内のショップで利用できる割引券(10%)が置かれてます。これも利用しましょう!

 ◆ アクセス・・・道央道千歳IC→札樽道朝里IC(高速料金2050円)→小樽運河 所要約1時間(約80キロ) 
小樽運河にて。この写真が撮りたかったんだぁ〜。
小樽運河でぱちりっ。
興味のある方はClickしてネ!
平日なのに、すごい観光客です。 ■ 小樽運河 ■

新千歳空港より約1時間。
今日の目的地は、神威岬なので、小樽に立ち寄るつもりはなかったけれど、すごくいいお天気なので、運河周辺を散策することにしました。平日だというのに、すごい人出でした。滞在時間はたったの15分。オットが「小樽」という街に興味がないのと、運河前にある「小樽ビールパーキング」という駐車場の駐車料金が15分で80円だったから...です(笑)。

■ 積丹半島 神威(カムイ)岬 ■

「神威岩」も見れた! 岬の遊歩道は強風のため通行止めでした。 「水無しの立岩(たていわ)」も見れた!
神威岬と神威岩 あれれ〜 シャコタンブルーの海

小樽運河周辺からは有名な「ロウソク岩」などの奇岩を横目で見ながらひたすら海岸線を走ります。途中にある数々のトンネルは、暗く狭いものや、出口付近が極端に曲がっているものなども多く、またダンプカーなどの工事車両の走行が目立ったので、車の運転には注意が必要です。
午後1時45分。神威岬駐車場に到着。残念ながら、強風のために岬に続く遊歩道は通行止めでしたが、岬を望むことのできる数ヶ所の展望台からは、シャコタンブルーと言われる青い海や岬の東側の海にそそり立つ「水無しの立岩(たていわ)」もなんとか見ることが出来、とっても満足です♪景色が気に入り、約1時間も滞在してしまいました。

 ◆ アクセス・・・小樽運河周辺→神威岬 所要約1時間30分(約75キロ)
★神威岩に残るアイヌ伝説・・・日高・平取の首長の家に身を寄せた義経はさらに北を目指して旅立った。この時、義経に恋情を抱いた娘チャレンカは何千里もの道を追いかけやっと辿り着いたのが神威岬。時すでに遅く、義経は船出した後だった。チャレンカは「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残して身を投じる。それが神威岩になったいう。以来、女性を乗せた船が通ると必ず転覆したそうです。

■ 島武意(しまむい)海岸 ■

午後2時50分到着。駐車場に車を停め、怪しそうな手掘りトンネルをくぐり抜けると、素晴らしい景色が広がっています。なんでも、この美しい海岸は、「日本の渚百選」にも選ばれているそうです。ここから義経伝説の残る女郎子(じょろうこ)岩を眺める遊歩道が設けられています。

 ◆ アクセス・・・神威岬→島武意海岸 所要約10分
怪しげなトンネルを歩くと...。 こんな素晴らしい景色が広がります。逆光でした。
真っ暗なトンネルを抜けると まさかこんな景色が...

★女郎子岩に残るアイヌ伝説・・・時化(しけ)に遭い、傷を負った義経が身を寄せた首長の家で手当てをしてくれた娘シララと恋仲になった。しかし野望を捨てきれない義経は船出する。その姿を追って狂ったように泣き叫ぶシララを大波が襲い、波間に消え,やがて、女郎子岩になったとされるそうです。神威岩と女郎子岩に残る義経とアイヌ娘の悲恋伝説に加え、ローソク岩やセタカムイ岩などの奇岩にもいろいろな伝説があるそうです。海の色といい、伝説といい、とても神秘的ですね。

■ 水中展望船 ニューしゃこたん号に乗船 ■

海底を撮影!あれっ、ウニが写ってない? ビヤノ岬周辺には奇岩がいっぱい。 ビヤノ岬周辺はまさにシャコタンブルーです。 餌をまくと、カモメが寄ってきます。
ウニだらけの海底 ビヤノ岬周辺 奇岩と青い海 かもめの乱舞

午後3時25分。オットがどうしても乗りたいと言っていた水中展望船に乗るため美国(びくに)港にやってきました。定員90名の船には、平日ということもあり、船長さんも含めて10名。午後3時40分出発です。

 ウニが見れる地点に到着すると、船長さんの指示でガラス張りの船底に移動します。
   ガラス張りの船底より見た海底には、ウニがうじゃうじゃ!みんな大騒ぎでした。
 ビヤノ岬に移動します。到着したビヤノ岬周辺は、まさにシャコタンブルー!本当にキレイな海でした。
 船長さんが、かもめの餌(パンの耳)をくばってくれます。かもめに餌をあげながら港に戻ります。約40分の楽しい船旅でした。

到着した港では、地元の漁師さんが売り物のイカを焼いて試食させてくれました。とっても美味しかったです。お土産に買って帰りたかったけれど、まだ2日もあるので、あきらめました。近くに行かれる方は、ぜひどうぞ!

 ◆ アクセス・・・島武意海岸→美国港 所要約15分(約17キロ)
出航前のニューしゃこたん号です。 ■ 水中展望船 ニューしゃこたん号

 住所 積丹郡積丹町大字美国町
 電話 0135-44-2939(5〜10月)
 料金 大人1300円(かもめの餌は別料金)
 HP こちら

■ 余市の「柿崎商店 海鮮工房」で夕食 ■

めちゃうま〜。 これもめちゃうま〜。 ダシがうますぎ〜
かに丼(1018円) いくら丼(714円) てっぽう汁(609円)
午後5時。夕食を食べるために、余市の柿崎商店の2階にある「海鮮工房」にやって来ました♪余市駅のすぐ近くにあるオレンジ色の建物はすごく目立ちます。お店の横にある駐車場は、きちんと停めても約7台が限界。...なので、路上駐車が目立ちました。1階では、新鮮な海の幸が販売され、2階は直営食堂となっています。店中央にある階段をあがり、暖簾をくぐります。
 注文したのは、ちょっと欲張って、”かに丼”と”いくら丼”と”かにのてっぽう汁”(すべての丼物には、みそ汁と漬物がついています。)税込価格は、2341円。このボリュームでこの値段!驚くほど安いです。
 味?すごく美味しかったですよん。人気メニューは、いくら丼714円、ホッケ定食360円だそうです。ウニは、安い物から高級な物まで、揃ってました〜。客層は、平日だったからか観光客よりも地元の方が多かったです。これって”安くて美味い!”の目安ですよね♪

 ◆お店のシステム・・・セルフサービスです。
  レジで食券を買い、番号札をもらいます。好きな席に座り、自分で温茶か冷水を入れ、待ちます。
  店員さんが番号を呼んでくれるので、返事をすると、テーブルまで持ってきてくれます。
 ◆アクセス・・・美国港→余市駅周辺 約40分
1階の柿崎商店では海の幸を販売してます。 2階の「海鮮工房」は柿崎商店の直営食堂です。 ■ 柿崎商店 海鮮工房

 住所 余市郡余市町黒川町7-25
 電話 0135-22-3554
 営業時間 10:00〜19:00

今回の旅はニセコに滞在。ホテルを2連泊にしました♪

午後7時。今日、宿泊するホテルに到着。楽しみにしていた露天風呂に入って、早く寝ようと思います。明日の天気予報は、曇りのち雨。はぁ〜。でも、明日のカヌーツーリングはとても楽しみです♪

 ◆北海道のお天気ニュース・・・宿のテレビでどの地方のを見ればいいの?って思う時、ありませんか?
   小樽・ニセコ・積丹の予報は、「後志(しりべし)地方」を見ればいいそうです。
 ◆アクセス・・・余市→ニセコ 約1時間30分
ホテルの外観です。 広いツインルームです。

広いツインルーム
 ■ ニセコ東山プリンスホテル

今回の宿は、新千歳空港から車で約2時間。羊蹄山を望むゴルフコースとスキー場を併設した18階建のリゾートホテルです。

禁煙ルームを希望すると、18階(最上階)に宿泊できます。
連泊時に掃除不要の連絡をすると、ホテルで使用できる商品券(1泊につき1000円分)をがもらえます。
お部屋からは羊蹄山が見えます。
室内は照明が多く、明るいです。
温泉もあります。ただ、フロント横にあるので、スリッパはOKですが、浴衣はダメです。
オートロックではありません。
冷蔵庫に冷凍機能がありませんが、保冷剤はフロント横のクロークで冷凍してくれます。

 住所 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
 電話 (0136)44-1111
 HP  こちら
最上階からの景色です。

窓から見える羊蹄山
かなり明るい室内です。

今回の旅は、急にお休みが取れたこともあり、「近場にちょっと出掛けようよ。」...なんて計画を練り始めました。まず、1番に候補にあがったのが、未踏の地である四国高知にあるホテル「オーベルジュ土佐山」。でも、残念ながら予約が取れませんでした。次は、立山黒部アルペンルート。そして、富士山、箱根、鎌倉...。でも、どれもこれも交通手段や宿の手配をしていると、結構な旅行費用になってしまいます。...で、「こうなったら北海道に行く?」なんていう話に発展し、私の愛読書である関西じゃらんを見始めたのでした。「絶対無理やわぁ!」なんて言いながら、予約の電話をしてみると、希望のフライトと宿が取れてしまったのです。 もちろん、キャンセル料が発生する日程だったので、即決断してしまった...。これが”2か月連続北海道の旅”に至った過程なのでした。


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