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◆◆ 初秋の道東の旅 ◆◆
( 2005年9月 )

1日目  関西空港→とかち帯広空港→タウシュベツ川石造橋梁→ナイタイ高原牧場→北海道ホテル(宿泊)
  ◎幸福駅・愛国駅の見学 ◎十勝の豚丼  ◎憧れの北海道ホテルに滞在
2日目  ホテル→然別湖でActivity!→新得周辺→十勝千年の森(お蕎麦)→和商市場→東横イン釧路十字街(宿泊)
  ◎然別湖でカヌーツーリング ◎炉端の万年青(おもと)で夕食
3日目  ホテル→釧路川でActivity!→細岡展望台→摩周湖→屈斜路プリンスホテル東館(宿泊)
  ◎釧路川(細岡〜岩保木水門)でカヌーツーリング ◎釧路ラーメン秀航園で昼食
4日目  ホテル→屈斜路湖でActivity!→チミケップ湖でActivity!→能取湖→女満別空港→関西国際空港
  ◎屈斜路湖でカヌーツーリング ◎チミケップ湖周辺で12`乗馬トレッキング ◎能取湖のさんご草見学
                                       

■■ 朝からカヌーツーリングスタート ■■

出発・・・ 深い霧がたちこめています・・・ 最後まで霧は晴れませんでした・・・
 朝6時30分。今日は早朝から屈斜路湖でのカヌーを楽しみます。然別湖・釧路川に引き続き3日連続です!
ホテルの庭のすぐそばにある屈斜路湖の湖岸からスタート。あいにく、霧がたちこめていて、一面真っ白なのですが、ガイドさんの後について、カヌーをこぎ出します。湖面は透き通るように綺麗で、小さな魚が泳ぐのも確認できるほど。結局、最後まで霧は晴れませんでした。
 私達は、こういう天候の場合は、カヌーの漕ぎ方の練習をして楽しむことにしているのですが、まわりの方は右に旋回したり、左に旋回したりする私達の姿を不思議そうに見つめていました(笑)。霧がたちこめていようが、雨が降ろうが、カヌーで遊ぶだけでとっても楽しいのでした(笑)。

 ■料金・・・@2500円(約1時間)
 ■今回のツアーガイド・・・屈斜路ガイドステーションわっかの方でした。
 ■申込み・・・ホテルのフロント(前日夜8時まで)へ

■■ 津別峠(つべつとうげ) ■■

 ホテルで朝食を済ませ、8時45分津別峠にやってきました。
屈斜路湖を見渡す峠の1つである「津別峠」は、標高947mにあり、レストハウスがある美幌峠などと比べるとマイナーなビュースポットですが、観光客が少なく、お奨めです。
 ちなみに、有名な美幌峠(びほろとうげ)は標高525m、藻琴峠(もこととうげ)は標高648mにあります。
 
 ◆ アクセス・・・ホテル→津別峠 所要約20分(約10キロ)

雲海が広がり、屈斜路湖は見えません。 こんな雲海もステキです。  ■ 津別峠(つべつとうげ)


 住所 網走郡津別町上里
 駐車場 無料
 トイレ 有り:◎
 見学 冬期閉鎖

◆ アクセス・・・ホテル→峠
     所要約5分(約3キロ)
あれれ?雲海で何も見えず・・・ まっ、雲海を見にきたことにします・・・
 ■津別峠・・・弟子屈町と津別町の境界付近から、さらに北側に登りつめた標高947bで、屈斜路湖を囲む4峠の中で最も高い峠。途中は未舗装で道も細いが、和琴半島を前景に屈斜路湖を南側から望む美しさは圧巻です。
      
                  中世の古城を思わせる展望台→
津別展望台の外観です。
      
■■ チミケップ湖周遊のホーストレッキングを楽しみます。 ■■

チミケップホテル前の木立。 馬に乗り込んでいます。  午前10時、トレッキングスタート。まず馬に乗り込みます。でも、踏み台がありません・・・。もちろん、鐙(あぶみ)に足をかけて自力で乗ることはできますが、少々不安になりました・・・(汗)。
馬達がまどろんでいます。 踏み台もなく乗り込みます・・・
 最初の印象通り、なかなかのスパルタ教育でした。
 台風の影響で道を塞ぐ大きな倒木を何度も越え、滑る木道を歩き、馴れてきたところで、「駆足」の練習までさせてくれました。少し怖かったけど、とても爽快でした。
 「乗馬」ってとても楽しいですね。
こんなでっかい倒木が道を塞いでいます(汗)。 チミケップホテルをバックに撮っていただきました。
散策中、でっかい倒木も・・・ いつものバックショット・・・

 午前10時過ぎ。大好きな静寂の湖、チミケップ湖。この湖周辺をトレッキングできる乗馬クラブがあるというのでやってきました。チミケップ湖をぐるっと取り巻く12`の散策路を馬に乗って散策します。
 まず、馬に乗り込む時に踏み台がないし、少々の経験があるということでかなりスパルタでの始まりでした。トレッキング中も、大きな倒木をまたいだり、前日の雨の影響で木道が滑り、馬が何度もバランスを崩したりと・・・スリル満点!しかも、トレッキングの後半には、駈足(かけあし)の練習までさせていただきました。ちょっと無理では・・・と何度も言ったのですが・・・でもなんとかなるものですね。とっても楽しいホーストレッキングでした。
 約2時間半のホーストレッキング。スパルタ教育でしたが、かなり楽しかったです。次は雪の季節にもトライしてみたいです。

 ◆ アクセス・・・津別峠→チミケップホテル前 所要約55分(約45キロ) 

国道240号線沿いにある看板です。  ■ 津別ホーストレッキング研究会

  住所 北海道網走郡津別町字旭町65-102
  電話 0152-76-3130
  URL こちら

■■ ホテルでランチを楽しみます。 ■■

季節の野菜を使ったサラダです。  ■チミケップホテル■ ほうれん草のポタージュです。
ホテルのデッキです。風の音が心地よいです。 ホテルの看板です。 重厚な玄関です。
牛肉ときのこ類のソテーです。 ホテルオリジナルのメモ帳(@350円)です。サービスでいただきました。 紅茶のケーキです。

 午後12時30分。ホーストレッキング後、憧れのチミケップホテルでランチを楽しみます。予約を入れていたので、窓側のテーブルに案内されました。1500円のAランチをオーダーしたのですが、サラダ、ポタージュ、メインの肉料理、デザートはどれも素晴らしい味でした。そうそう、支払い時にフロントで、チミケップホテルオリジナルのメモ帳(緑・紺・オレンジ色の3種)を見つけたので、買おうとしていると、「記念にどうぞ!」と無料でいただくことが出来ました。とても嬉しいサービスでしたが、「1冊350円と書かれているのに、いいの?」と思ってしまいました。
 2年前に訪れた時はお茶のみ。今回はランチのみ。次回はきっと宿泊したいと思います。では、能取湖を目指します。

 ■Aランチ・・・@1500円。
      (季節の野菜サラダ、ほうれん草のポタージュ、牛肉ときのこのソテー、紅茶のケーキ、コーヒーor紅茶)
チミケップホテルの外観です。  ■ チミケップホテル

  住所 北海道網走郡津別町字沼沢204
  電話 (01527)7-2121
  URL こちら


■■ 初秋のチミケップ湖の光景 ■■

静寂のチミケップ湖です。 悠々と泳いでいます。 お気に入りのショットです。
静寂の湖 悠々と泳いでいます。 やっぱり・・・このショット

 ■チミケップ湖・・・北海道東部、阿寒の北に広がる森の中にあるチミケップ湖は、自然の地滑りによってできた周囲約12km、最深部22メートルの小さな湖です。1万年ほど前に谷がせき止められてできた湖と考えられています。トドマツやエゾマツなど深い原生林に包まれた湖で、周囲にあるチミケップ湖原生林公園の佇まいは公園というよりは秘境といった感じ。天然記念物のクマゲラをはじめとし、たくさんの野鳥もいてバードウォッチングをする人にオススメ。また、湖の南端から200mほど下流に進んだところには「鹿鳴の滝」があります。

■■ 能取湖のさんご草 ■■

9月。サンゴ草が満開です。
真っ赤なサンゴ草と青い空、遠くには知床連山まで・・・

 午後2時30分。サンゴ草で有名な「能取湖(のとろこ)」にやって来ました。

 ◆ アクセス・・・チミケップホテル→能取湖 所要約60分

能取湖の駐車場にあるトーテムポールです。  ■ 能取湖(のとろこ)

  住所 北海道網走市字卯原内(能取湖荘周辺)
  電話 0152-47-2301(卯原内観光協会)


 ■能取湖(のとろこ)のサンゴ草・・・網走市の北西部に位置する能取湖の南岸の卯原内地区にあるサンゴ草の群生地。サンゴ草(アッケシ草)は、北海道では、能取湖、サロマ湖、厚岸湖などに群生していますが、ここ能取湖のサンゴ草の規模は、国内最大級。正式には、厚岸町で最初に発見されたので「アッケシ草」と言うそうです。

 能取湖を見学した後、女満別付近のステキな風景を求めてあちこち車を走らせました。想像していた通り、ステキな写真を撮ることが出来、今回の旅の締めくくりとすることができました。その後、女満別空港17:45分発のJAL便で帰路につきました。

 ■アクセス 能取湖→(約30分)→JR網走駅周辺→(約30分)→女満別空港

今回の旅のまとめ
今回の旅のお気に入りのショットです。  今回の旅で残念だったことは、楽しみにしていたタウシュベツ川石造橋梁が水没寸前だったこと。アウトドアについては、然別湖・釧路川源流部・屈斜路湖では、3日続けて3回のカヌーツーリングを楽しむことができたし、チミケップ湖周辺では、12`のホーストレッキングを楽しむことができ、とても楽かったです。
 やっぱりワイルドな道東はサイコーですね。でも、関西→釧路の直行便が季節便になってしまい、道東には益々通いにくくなってしまいました(涙)。

 旅行記を最後まで読んでくださってありがとうございました。皆さんの今後の旅に役立つ情報があれば嬉しいです。ご意見やご感想がありましたら、BBS(掲示板)またはメールでお寄せください。
★ チミケップ湖にて ★


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