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◆◆ 冬の道東の旅 ◆◆
( 2005年3月 )


1日目  伊丹空港→女満別空港→二つ岩海岸→能取岬→騰沸湖→屈斜路湖砂湯→屈斜路プリンスホテル(宿泊)
  ◎網走沖の流氷見学 ◎砂湯の白鳥 ◎屈斜路プリンスホテルの夕食バイキングと温泉
2日目  ホテル→スキーシュー体験→丹頂鶴見学→細岡展望台→東横イン 釧路十字街(宿泊)
  ◎摩周湖外輪山スキーシュー体験! ◎摩周駅の豚丼弁当! ◎炉端の鱗(うろこ)で夕食!
3日目  ホテル→カヌー体験+スノーシュー体験→釧路空港→関西国際空港
  ◎厳冬カヌー(塘路湖〜細岡コース)体験! ◎スノーシュー(釧路湿原二本松コース)体験!
                                      

■■ 朝焼けが綺麗!今日のお天気はどうだろ? ■■

寒っ!
氷結した屈斜路湖と朝焼け ホテルのレストランから・・・ 今朝の気温は・・マイナス17℃!
中央にいる「はじめろ」の下の氷の盛り上がりが「御神渡り」です。 雪の迷路です。意外に難しいのです。
屈斜路湖の湖畔では、御神渡り(おみわたり)が見られました。 雪の迷路・・・本当に迷ってしまった!
※一部の画像は、クリックすると大きな画像を見ることができます。

 2日目の朝です。天気予報は、晴のち曇。
ちょっと早起きして、氷結した湖のほとりまで朝の散歩を楽しみました。今朝は楽しみにしていた白鳥の姿がないので、残念でしたが、氷結した湖畔では、氷が盛り上がってできた「御神渡り(おみわたり)」を見ることができました。そして、ホテルの裏庭の「雪の迷路」に挑戦してみました。上の写真(↑)は、今回宿泊した6階の客室から写したものですが、ほかのお客さんが迷っている姿を見て楽しんでいましたが、実際に挑戦してみると意外に大変でした(笑)。1月に造られたものなので、ちょっと汚れと崩壊が目立ちました〜。では、朝食を食べて出発です♪
★御神渡り(おみわたり)・・・湖が全面凍結する1月下旬から2月上旬、夜になって更に冷え込むと氷が縮み、その氷が音を立てて割れ、細い水面ができ、薄い氷が張る。やがて日中気温が上昇すると、逆に氷が膨張し表面積が過大になるため、そのエネルギーが弱い氷の部分に集中し、大きな音を立てて数qにわたって立ち上がり、”氷のミニ山脈”が出来る現象を”御神渡り”と呼ぶ。周囲57`の屈斜路湖の”御神渡り”は、わが国最大といわれています。ちなみに、名前の由来は長野県・諏訪湖において、諏訪大社の男神が対岸の女神のもとに通った跡という言い伝えから生まれたそうです。
 ■御神渡りのビューポイント・・・@砂湯の北側A池の湯の南方B和琴半島東方C仁伏温泉西方・・・です。
 ■白鳥飛来状況・御神渡りなどについては、”湖畔の宿 にぶしの里”のHPで詳しく紹介されています。

■ 摩周湖外輪山スキーシューツアーに挑戦! ■

 午前9時。スキーシューツアーを体験するために、「屈斜路ガイドステーションわっか」さんにやって来ました。早速、申込書に記入し、料金を支払い、専用のスノーブーツに履き替え、出発地点の摩周湖第1展望台(駐車料金:冬季無料)までバスで移動します。摩周湖レストハウスでトイレ休憩を済ませ、スキーシューを装着し、出発します♪

 ◆ アクセス・・・ホテル→わっか 所要約15分(約13キロ) ・・・R243札友内地区のの大きな看板が目印です。                                             
まずスキーシューを装着! 何の動物の足跡? スキーなのに、こんな坂も登れます。
スキーシューのビンディングは、とても装着が簡単です。では出発♪
平坦な場所は、足を前に滑らせるように移動させます。そして下り坂はスキーの要領で滑るのみ。足を揃え、10b程前方を見ながら、滑るのがコツだそうです。
フィールドには、キタキツネやエゾシカ、ウサギ・・・などさまざまな動物達の足跡を見ることができました。上の写真は、「テン」の足跡だそうです。

※テンとは・・・Yahoo!きっず図鑑へ
スキーシューの裏側の一部には、特別なシール(滑り止め)が貼ってあり、体重移動のコツをつかむと、こ〜んな坂も簡単に登ることができます。でも、下り坂は、スキーと同じように滑るので、私はこけまくりました(涙)。
■ 摩周湖、斜里岳・・・

スキーシューツアーの際中には、全面氷結した摩周湖と斜里岳・・・など、素晴らしい景色を見ることができます。
■ 阿寒の山並みまで・・・

阿寒方面を見ると、富士山に似た”阿寒富士”が顔を出してくれました。
コーヒータイム・・・ これがスキーシューです。 摩周湖の周りを進みます。
手作りのクッキーを食べながら、コーヒータイム!休憩している場所からは、摩周湖はもちろん、斜里岳も阿寒富士(1476b)も雄阿寒岳(1370b)も・・・一望できます。天気も良く、程よい汗をかき、爽快な気分です。 スキーシューとスノーシューの違いは、移動距離の長さです。スノーシューに比べると、スキーシューは3倍の距離を移動できます。休憩後は、なんとか滑り方のコツをつかむことができ、とっても楽しいツアーとなりました。 摩周湖に面する断崖絶壁を進むので少し怖かったですが、景色は息を飲むほど綺麗でした。
約2時間のスキーシュー体験は、とても楽しくてまた挑戦してみたいと余韻を残してくれるツアーでした。ガイドのTさん、ありがとうございました。
 ◆持ち物・・・リュックに、飲料水・おやつ・カイロ・フェイスタオル・・・・などをいれておくと便利です。
 ◆トイレ・・・ツアー中にトイレはありません。特に女性の方は、出発前に済ませておきましょう。
 ◆料金・・・@4600円(コーヒータイム付)+保険@500円
※一部の画像はクリックすると大きな画像(400×300)を見ることができます。

外観です。   屈斜路ガイドステーション わっか

  住所 北海道川上郡弟子屈町札友内
  電話 01548-2-2484
  URL こちら

■■ 美味しいアイスクリームと有名な駅弁 ■■

 ■ 摩周湖のあいすの「摩周ブルー

 住所 川上郡弟子屈町摩周2丁目8−6
 電話 (01548)2-6500 
 URL こちら

◆ アクセス・・・わっか→店 所要約10分


お店の外観
摩周ブルー(270円)

 ■■ ぽっぽ亭の駅弁「摩周の豚丼弁当」・・・@1050円

 最近話題の駅弁を手に入れるために、JR摩周駅にやって来ました。駅の方に尋ねると駅の売店でも購入できるとのこと。大きな発砲スチロールの中で保管されているため、熱々のお弁当を手に入れることができました。道産米に十穀米10%(押麦・もちきび・発芽玄米・・・アマランサスなどの)を独自にブレンドしたこだわりのご飯の上に、濃厚な甘〜いたれがかかった肉厚の豚肉が4枚ものったボリュームたっぷりのお弁当です。あまりに美味しくて、一気に食べてしまいました(笑)。ちなみに製造元の「ぽっぽ亭」は駅前にあります。

 ◆Toilet Info.(JR摩周駅)・・・綺麗度○、トイレットペーパー有、おすすめ度○
 ■ 御食事処 ぽっぽ亭

 住所 川上郡弟子屈町朝日1丁目7番18号
 電話 01548-2-2412
 営業時間 10:00〜19:30

◆アクセス・・・摩周湖のあいす→駅 所要約10分
クリックすると大きな画像(300×300)を見ることができます。

JR摩周駅の外観
肉厚の豚肉が4枚、濃厚なたれが美味!!

■■ 鶴居村 鶴居・伊藤サンクチュアリ ■■

キョロキョロするタンチョウ 眠る姿のタンチョウ 求愛ダンスです・・・
※画像はクリックすると大きな画像(600×450)を見ることができます。

 午後1時30分。到着した「鶴居・伊藤サンクチュアリ」は、少し陽が射す程度の曇り空。
タンチョウにあまり動きが無く、突然始まる求愛ダンスもツルの立ち位置が悪く、納得のいく写真は撮れませんでした。寒くなり、おもしろくない(笑)ので、細岡展望台へ移動します。タンチョウ撮影には、寒さに耐える根気と忍耐、タンチョウを愛する熱意、それにたっぷりの時間が必要のようです・・・。

 ■アクセス JR摩周駅→鶴居・伊藤サンクチュアリ 所要60分(約47`)

■■ 釧路湿原 細岡展望台(大観峰) ■■

細岡展望台 釧路湿原のNo.1ビュースポット 細岡ビジターズラウンジ
※画像はクリックすると大きな画像(600×450)に変化します。
 午後3時30分。コッタロ湿原道路を経由して「釧路湿原 細岡展望台」にやって来ました。やはり釧路湿原を見るにはここが1番ですね。相変わらず、素晴らしい景色が広がっています。

 ●Toilet Info.(細岡ビジターズラウンジ)・・・綺麗度○、トイレットペーパー○、おすすめ度◎
 (駐車場脇に設置されたトイレは、冬期は閉鎖されています。しかも、あまり綺麗とは言えませんので注意してください。)

 ■アクセス 鶴居・伊藤サンクチュアリ→(コッタロ道路経由)→細岡展望台 所要45分
★釧路湿原・・・釧路市の北部に広がる日本最大の湿原。1987年(昭和62)に国立公園の指定を受けた部分だけでも約27haもあり、河口流域に広がる湿原の面積は18haにも及びます。この一帯は約5000年前には海でしたが、海岸線が徐々に後退して約3000年ほど前から現在のような地形になったそうです。中心部はラムサール条約の登録湿地に指定されています。

■■  和商市場でお買い物タイム ■■

夕方5時過ぎ、「和商市場」にやって来ました。
数件のお店を物色した結果、一番欲しかった「天日干しのホッケ」のある「(有)魚萬」に決めました。閉店間際だったこと、明日が定休日だということもあり、かなりの値引きをしていただきました。宅急便で送るためには、品物代に箱代(500円)+送料(関西1480円)が必要ですが、翌々日に届いた荷物は、綺麗に個別包装されていて、お土産にあげるととても喜ばれました。もちろん、味もGood!でした。

 ◆アクセス・・・細岡展望台→市場 所要約35分(約17キロ)
天日干しのホッケ
(1匹480円→3匹800円)
いくらの醤油漬け
(1瓶1000円)
 ■ (有)魚萬(うおまん)

場所 釧路市黒金町13-25
     釧路市和商市場内
電話 0154-22-3606
営業時間 08:00〜18:00
定休日 毎週日曜日(7・8月は無休)
URL こちら


和商市場の外観
甘口たらこ
(1箱2000円→1500円)
宗八カレイ
(1匹300円→2匹500円)

■■ 炉ばた焼 鱗(うろこ)へ ■■

カウンターの向こうに炉端があり、
ここで魚や野菜を焼いてくれます。
大きなホッケは1人では
食べきれません!
鱗の外観(翌朝撮影)

 今日の夕食は、釧路が発祥の地とされる「炉ばた焼」に挑戦します。
今日私達がやって来たのは、釧路のお友達お奨めの「鱗(うろこ)」です。店内には、コの字カウンターがあり、そのカウンターに10数種類の魚介・野菜などが並んでいます。価格表示のないメニュー(怖っ!)から焼いて欲しいものを選ぶと、着物姿の女将さんが目の前の大きな炉端で焼いてくれるというスタイルのお店です。お奨めは、魚介では、ホッケ(天日干し)と柳葉魚(シシャモ)・・・など。お肉系では、豚とネギの串焼き(塩味)・・・など。野菜では、アスパラやしいたけ・・・などが美味しかったです。ただ、ホッケは1匹が大きいので、取り分けて食べるといいと思います。少し高めだと言われるこのお店での予算は、お酒を飲まない方でも3500〜4000円くらいかな〜。でも、一度は行ってみる価値有り!のお店ですよ。炭火で燻(いぶ)された店内の雰囲気がたまらない感じでした。次回は、噂の回転寿司”なごやか亭”に挑戦してみたいと思います。それに「万年青(おもと)」も気になります・・・。

 住所 釧路市末広町2丁目24(ホテルパコ釧路前)
 電話 0154-22-4001
■■ 今日の宿泊は・・・ ■■

 午後5時過ぎ、「東横イン 釧路十字街」にやってきました。
 今日宿泊する禁煙のツインルームの料金は、冬季料金で7140円(税込・朝食付)。1人では@3570円という驚きの宿泊料金なのです。ビジネスホテルなので室内は狭いけれど、とにかく新しくて綺麗です。宿泊客は、男性のビジネスマンが中心ですが、おばちゃまの3人連れや女性1人の方も見掛けました。
 今回の釧路でのホテルの選択は、@インターネットの接続が出来ること、A新しいホテル(2004年開業)だということ、そしてB価格が安いことが決め手となりました。しかも、1階のロビーで食べる朝食(おにぎり・味噌汁・香の物・コーヒー)もとても美味しかったです(おにぎりの種類も豊富でした)。ただ、今回の部屋は2階で窓から隣のビルの壁しか見えませんでした・・・なんで!!

 ◆アクセス・・・和商市場→ホテル 約5分(約1キロ) 

◆ ホテルの外観 ◆

ホテルの外観です。
 ■東横イン 釧路十字街

 住所 釧路市北大通7-2-1
 電話 0154-23-1045  
 URL こちら
 駐車料金 500円(1泊)

※室内設備やサービスの欄に表記のないバスタオル・タオルももちろん揃っていました。
ツインルームの室内です。 狭いので、全てがコンパクトにまとめられています。
朝食のおにぎり・味噌汁です。食べ放題です。 サービスで、靴下やタオルハンカチなどをいただきました。

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