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◆◆ 冬の道東の旅 ◆◆
( 2005年3月 )

1日目  伊丹空港→女満別空港→二つ岩海岸→能取岬→騰沸湖→屈斜路湖砂湯→屈斜路プリンスホテル(宿泊)
  ◎網走沖の流氷見学 ◎砂湯の白鳥 ◎屈斜路プリンスホテルの夕食バイキングと温泉
2日目  ホテル→スキーシュー体験→丹頂鶴見学→細岡展望台→東横イン 釧路十字街(宿泊)
  ◎摩周湖外輪山スキーシュー体験 ◎摩周駅の豚丼弁当! ◎炉端の鱗(うろこ)で夕食!
3日目  ホテル→カヌー体験+スノーシュー体験→釧路空港→関西国際空港
  ◎厳冬カヌー(塘路湖〜細岡コース)体験! ◎スノーシュー(釧路湿原二本松コース)体験!
                                       

■■ 関東甲信越は約7年ぶりの3月の大雪予報!関西は雨です! ■■

伊丹空港を出発します♪ おしゃれかつ美味しいお弁当でした。 看板です。

「Air deli」
の看板
写真を撮っていたら「お客さま、カメラ撮影はお控えください。」と言われてしまった〜。子供みたいでごめんなさい。
湿度の高〜い雨の伊丹空港 「Air Deli」の天むす弁当(880円) 快晴の釧路上空を通過中
 今日から2泊3日の予定で、3度目の「冬の道東」に旅立ちます。今回の旅は、去年からずっと練っていた旅で、JALの”バーゲンフェア”期間にあわせて日程を組みました。フライトは、出発日の2ケ月前(1月4日16:00)に予約したものです。
 飛行機の中で食べることのできるように、空港の1階にある「手作りおむすびの店 Air deli(エアーデリ)」で空弁(そらべん)の”天むす弁当(880円)”をランチ用に購入しました。中身は、えびの天ぷらの入った天むす2個・コロッケ・切干大根、たくさんのメニューから選べるおかず(私は唐揚げ2個をセレクト)。味も美味しいし、おしゃれだし、今度からここでお弁当を買おうと思いましたぁ〜。場所は、中央ブロックの1階にあります。
 昨日のニュースで、関東甲信越地方で大雪予報が出ており、羽田便(松本便や福島便には欠航が出ていたようです・・・)などに影響が出ているようですが、関西地方には、心配していた影響はなく、伊丹発10時15分(JAL2103便)の飛行機に乗り、予定(12時20分)より約20分も早く、空港に到着しました。空港では、預けた荷物もすぐに受け取れ、マイクロバスでレンタカーの営業所に向かい、免許証の提示などの手続きを済ませ、午後12時30分、二つ岩海岸の流氷を目指し出発です♪ここ数日晴天が続いているらしく、道路に雪は全くありません。関東では大雪が降っているというのに、不思議ですね。

 ◆ 「じゃがポックル」・・・今回の女満別空港でも入荷なしとのことでした(涙)。
 ◆ Airdeli(エアーデリ)・・・豊中市蛍池西町3丁目555 06-6856-6673 年中無休 06:30〜20:30


 ■ レンタカーについて 
 冬の北海道での雪道運転は大変危険です・・・が、やはり今回も移動に便利なので借りることにしました。移動範囲が広いので、大型安心補償(945円)にも入ってみましたが、天候に恵まれたのでほとんど雪道を通ることはありませんでした。

 ◆申込先 オリックスレンタカー(WEB)
 ◆料  金 20045円(Sクラス、2泊3日、乗捨料・免責&大型補償料込)
 ◆装  備 4WD・スタッドレスタイヤ・カーナビ等
 ◆その他 凍結防止シートと雪どけ用のブラシを持参すると便利

小清水のJR原生花園駅をバックに・・・

JR原生花園駅にて

■■ 流氷観光@ 二つ岩(ふたついわ)海岸へ ■■

知床連山まで見渡すことができます。 航行中の流氷観光砕氷船おーろら号も・・・。 今回もお決まりのショットを撮りま〜す。
流氷は一部残っているのみ・・・ 流氷砕氷観光船おーろら号と知床連山 いつまでも見つめていたい景色
※クリックすると大きな画像(600×450)を見ることができます。

 13時過ぎ。二つ岩海岸に到着しました。流氷は離岸していますが、斜里岳やオホーツク海の向こうには知床連山まで見渡すことができ、航行中の流氷観光砕氷船おーろら号も見えます。

 ◆ アクセス・・・女満別空港→(JR網走駅経由)→二つ岩海岸 所要約25分(約21キロ) 

 流氷(りゅうひょう)・・・シベリアのアムール川からオホーツク海にそそぐ淡水が凍り、結晶(けっしょう)となり、その結晶が集まって徐々に大きな氷の板に成長し、南下する海流に乗って約1000キロの道のりを漂流しながら、大きな流氷に成長する。例年1月頃オホーツク沿岸に現れる流氷ですが、”肉眼で水平線上に流氷が見えた日”を「流氷初日」と呼び、逆に、流氷が岸から離れて船の往来が可能になった日のことを「海開け(うみあけ)」と呼ぶそうです。
 ■流氷情報・・・流氷サイト

■ 流氷観光A 能取(のとろ)岬へ ■

雪がなくて地面が見えています。 よぉ〜く見ると、2人だけじゃありませんよ。
能取岬灯台 知床連山を望む二人+@ 東方向・・・斜里岳が美しい
オホーツク海に漂う流氷と知床連山 半島をぐるっと歩き、反対の海は
流氷がびっちり・・・
北方向・・・常呂町方面の海
※クリックすると大きな画像(600×450)を見ることができます。

 13時30分。オホーツク海の流氷を見渡すことができる「能取岬」にやって来ました。駐車場に車を停め、まず斜里岳や知床連山の見える東方向へ。流氷は少し沖合いに流されているのですが、紺碧の海と白い流氷のコントラストがとても綺麗でした。次は、常呂(ところ)町方面の海が見える北方向へ。こちらの海は、流氷で埋め尽くされています。空には、オジロワシの姿も見ることができ、感動してしまいました。
 この後、おーろらターミナルで、菅野商店の「おーろら焼き@120)」を買い、JR北浜駅をちょっと覗いて、騰沸湖に向かいます。

 ◆ アクセス・・・二つ岩海岸→能取岬 所要約10分(約14キロ) 
 ■網走市での流氷のビュースポット・・・
@能取岬灯台A能取岬-常呂町方面(北方向)B能取岬-知床町方面(東方向)C二つ岩海岸C鱒浦漁港DJR北浜駅E天都山展望台F小清水原生花園G流氷砕氷観光船おーろら号Hしおさい公園Iフレトイ展望台・・・などなど

■■ 騰沸湖(とうふつこ)と北浜白鳥公園 ■■

白鳥公園には雄大な斜里岳が見えます。 オオハクチョウ・・・澄んだ水が綺麗・・・ 飛んでる姿・・・かっこいい・・・ かもめ・・・眼つきが怖い・・・
湖の向こうに見えるのが斜里岳です。 オオハクチョウ・・・ かもめ・・・こっち見てる・・・
※クリックすると大きな画像(300×300)を見ることができます。

 15時過ぎ。オオハクチョウの飛来地で有名な「騰沸湖の北浜白鳥公園」にやって来ました。ここは、オオハクチョウ、かもめ・・・など水鳥達の楽園です。ここでは、観光客にえさを販売しているのですが、そのえさを狙ってかもめ達が低空飛行で飛び回っています。飛んでいるオオハクチョウの姿を撮影したかったのですが、かもめ達の糞攻撃が怖くて・・・早々に引き上げることにしました(笑)。

 ◆ アクセス・・・能取岬→騰沸湖 所要約20分(約15キロ) 

■■ 小清水原生花園から見た斜里岳(しゃりだけ) ■■

斜里岳は、標高1547bの独立峰です。
冬季閉鎖中の「小清水原生花園」ですが、駐車場は除雪されているので、車を停め、道路を横断すると、人工物の入らない素晴らしい斜里岳(標高1547b)を見ることができました。

◆ アクセス・・・騰沸湖→原生花園 所要約10分

クリックすると大きな画像(300×300)を見ることができます。 クリックすると大きな画像(300×300)を見ることができます。 ■ 川湯温泉の足湯のお客さまは・・・

 エゾシカの家族が”足湯”から流れ出るお湯の川に浸かってまどろんでいました。写真を撮ろうと近付くと、こちらを警戒して、じっと見つめています。しばらくにらめっこをした後、森の中に消えて行きました。エゾシカさん、入浴のじゃまをしてすみませんでした・・・。

 ◆アクセス・・・原生花園→川湯温泉街 所要約60分(約50キロ)
足湯にエゾシカ家族・・・ こっちを見てる・・・

■■ 屈斜路湖 砂湯の白鳥 ■■

夕暮れ前のオオハクチョウ達 飛んでいます。おうちに帰るのかな? いい感じに暮れてきました。
※クリックすると大きな画像(600×450)を見ることができます。
 日没間近の「屈斜路湖の砂湯」にやってきました。
今日の日没予定時間は、17時10分。静かに沈む夕日を見ていると、大型バスがやってきました。そのバスからは、立派な機材を抱えたアマチュアカメラマン達がどぅ〜と降りてきて、撮影の準備を始めました。そして、夕暮れのシャッターチャンスを待つ彼らの側に若い女の子3人組が現れ、オオハクチョウにえさをあげ始めたのです。オオハクチョウ達は大喜びですが、カメラマンの皆さんは、そんな彼女達がどうもお邪魔のようでした(笑)。そんな様子を見ているのもおもしろかったのですが、日が落ちて冷え込んできたので、私達はホテルに向います。

 ※北海道の日の出・日の入時間を知りたい時は・・・お天気WEB Hokkaido へ!
 ■砂湯のトイレ・・・あまり綺麗なトイレではなかったのですが、この冬駐車場横に新しいトイレが完成していました。室内暖房に温水の手洗い・・・ととても立派なトイレに感動してしまいました(笑)。古いトイレもそのまま残されているのでぜひ比較してみてください。

 ◆アクセス・・・川湯温泉街→砂湯 所要約10分(約8キロ)
砂湯の暖房完備の最新式トイレです。

■■ 今日の宿泊は、「屈斜路プリンスホテル東館」です。 ■■

 午後6時前。大好きなホテル「屈斜路プリンスホテル東館」にやってきました。去年10月以来の宿泊ですが、いったい何度このホテルにお世話になっていることでしょう(笑)。決め手は、部屋が綺麗で広いこと、お風呂(大浴場・露天風呂)がサイコーに気持ちいいこと、バイキングの夕・朝食は種類が多くて美味しいこと、売店はお土産物が充実していて、焼き立てパンが美味しいこと・・・などです。
 ちなみに、今回は3月1日〜4日のみの1日5組限定の「ひな祭りプラン」を利用し、@9000円(ツインの禁煙ルーム、1泊夕・朝食付、サービス料、消費税、入湯税、直径15pのホテル特製ひな祭りケーキを含む)の宿泊料金でした。最初は、「2005冬のご宿泊プラン(@10400円)」を申し込んでいたのですが、出発日の2週間前にさらにお得なこのプランを見つけ、早速プランをWEBで変更したというわけなのです。通常なら、夕食が3700円、朝食が1500円、ケーキが3000円・・・なので、かなりお得に宿泊することが出来たようですね。ちなみに。浮いたお金はアウトドア体験費用にまわします(笑)。

 ◆アクセス・・・屈斜路湖 砂湯→ホテル 約20分(約13キロ) 
〜 夕食バイキングの人気メニュー 〜 ずら〜と約50種類の料理が並ぶパフォーマンスキッチンです。

レストランの風景
ケーキと朝食
とってもジューシーでした。 肉厚でとっても柔らかでした。 甘エビ・サーモン・いかの3個です。 直径15pの特製ケーキです。価格は3000円相当?
かに
ローストビーフ にぎり寿司 ひなまつりケーキ
その場で麺を茹でてくれます。具は自分で好きなようにトッピングできます。 今日は7種類のケーキがありました。イチゴのショートケーキがお奨めです。 バニラとストロベリーの2種類があります。 降り注ぐ太陽の陽射しの中で食べる朝食、美味しかったです。
みそラーメン ケーキいろいろ アイスクリーム 朝食

■夕食のバイキングメニュー・・・約50種の料理が並びます。
◎洋食料理・・・ホテル特製ローストビーフ・スープ・パエリア・魚介のコンソメ仕立ての洋風鍋・スパニッシュオムレツ・かにグラタン・かきフライ・フライドポテト・インゲン豆のフリッタ・イタリアンスパゲティ・アスパラベーコン・野菜とパンのグラタン屈斜路風・パイグラタン・イカのマリネ・スモークサーモン・生ハム・サラダバー・フルーツ・自家製パン
◎中華料理・・・えびと野菜のXOジャン炒め・中華風豚の角煮・ひとくちラーメン(みそor塩)
◎日本料理・・・刺し身・ずわいかに・握り寿司・鮭と大根の炊き合わせ・北海ちゃんこ汁・豆腐チゲ鍋・ご飯・香の物・珍味
◎チョコバナナクレープ・ホテル自家製ケーキ各種・アイスクリーム2種・シャーベット2種・コーヒー・紅茶(2種)・ほうじ茶・・・ちなみに通常料金は大人@3700円です。

■お風呂(屈斜路温泉露天風呂)・・・
客室から浴衣・サンダルのままで行く事ができる露天風呂専用エレベーターがありとても便利です。入浴は、半身浴でおでこが汗ばむ程度にゆっくりと2〜3回入るのが健康的な入浴方法。効能は、神経痛・関節炎・冷え性・慢性婦人病等・・・だそうです。確か入浴のみの利用は1200円だったかな?

◆ ホテルの外観 ◆

冬のホテルの外観です。
 ■売店・・・焼き立てパンがお奨め♪
 ■ホテル主催の冬のアウトドアプラン・・・
  ・朝の散歩コース・・・@1500円(毎朝7時〜)
  ・夜の散歩コース・・・@1500円(夕方5時30分〜)
  ※スノーシューをはいて屈斜路湖周辺を散策するツアーです。

    住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路温泉
    電話 (01548)4-2111 
    URL  こちら

  ※ホテルについて詳しく知りたい方は、
         過去の旅行記を参考にしてくださいね。
ツインルームBの室内です。
洗面台・冷蔵庫・シャワールーム、トイレは別です。

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