デュシャンと「内丹」
 
 『立教一五論』 
 

陳摶

 
内丹理論


デュシャン・コード

 
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王重陽
『立教一五論』
 
第一  住庵
 
凡出家者、先須投庵、
 
庵者舎也、一身依倚、
 
身有依倚、心漸得安、
 
気神和暢、入真道矣、
 
凡有動作、不可過労、
 
過労則損気、不可不動、
 
不動則気血凝滞、
 
須要動静得其中、
 
然後可以守常安分、
 
此是住庵法、

⇒  第二  雲遊
 
Wang Che
Fifteen Statements
on the Establishment of a Teaching
 

第一、庵に住む
 
いずれにせよ家を出たなら、まずは庵に住む必要がある。
 
庵は一人用の住まいである。
 
身体の依拠有れば、心は次第に安らぎを得る。
 
気と神が和らぐと、真の道に入る。
 
どのような動作であっても、疲れ過ぎぬこと。
 
過労すなわち損気であるが、不動もまた不可である。
 
動作なければ、気と血は凝滞してしまう。
 
したがって動と静が調和することを必要とする。
 
然る後に、平常さを維持し安らかさを確保することができる。
 
これが庵に住む方法である。
 

  訳 ・ 石川虚舟