石川虚舟
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白隠禅師
内観法
 
 
デュシャン・ガーデンズ
Duchamp Gardens
 
白幽子
 
石庭内経図
(中丹田)
 
八卦方位の坐
 
『内丹園作庭記』
 
《内丹園》の華
 
古法華三尊像
 
法道仙人
 
古法華の丘
 
 
 
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人に気海丹田あり、 気海は元気を収め養う宝処、
丹田は神丹を精錬し、寿算を保護するの城府なり。
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白隠禅師 『遠羅天釜』巻の上  

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我に仙人還丹の秘訣あり、
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もし、此の秘要を修せんと欲せば、旦(しば)らく工夫を抛下し、 話頭を拈放(ねんぽう)して、先ず須(すべか)らく熟睡一覚すべし。
その未だ睡(ねむり)につかず眼(まなこ)を合(がっせ)せざる以前に向かって、 長く両脚を展(の)べ、強く踏みそろへ、一身の元気をして 臍輪気海、丹田腰脚、足心の間に充たしめ、時々に此の観を成すべし。
我が此の気海丹田、腰脚足心、総に是れ我が本来の面目。
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白隠禅師 『夜船閑話』  


白隠禅師(1685-1768)は、 京都・北白川の山中に住む白幽子という道人に出会い、 「内観法」を教えられ、それによって禅病を治すことができた。
鎌田茂雄 『白隠・遠羅天釜』 講談社
高山峻 『白隠禅師/夜船閑話』 大法輪閣
 
 
 
 

松蔭寺獅子像  photo 2011.6.12
 
駿河・原宿の旧東海道、少し南に奥まって松蔭寺の重厚な山門。 屋根は、白隠禅師考案による百八枚の石瓦懸け葺き。
庫裏の玄関に狛犬と獅子の石像。 狛犬の顔は破損しているが、獅子は保存状態良好。 石材は山門の瓦と同じ、松蔭寺北方の柳沢産なのであろう。