![]() ▲ Top page 白隠訪白幽子 ▼ 白隠禅師 神気の穴 |
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白隠禅師(1685-1768)は、 京都・北白川の山中に住む白幽子という道人に出会い、 「内観法」 を教えられ、それによって禅病を治すことができた。 洛東白河山裡に岩居する者有り、 白幽真人と名づく。 精しく医道に達し、兼て仏法に通ず。 東峰 『草稿本年譜』 岩窟の広さはやっと五、六尺四方であって、 衣食の道具は全くなかった。 ただ机の上に 『中庸』 と 『老子』 と『金剛般若経』 とを置いているだけであった。 ⇒ 白隠禅師 『夜船閑話』 白幽子は名は慈俊、 石川丈山 の弟子、石川克の弟なり。 富岡鉄斎 『白幽子碑』 【参照】 高山峻 『白隠禅師/夜船閑話』大法輪閣、p.91 鎌田茂雄 『白隠/夜船閑話・藪柑子』講談社、p.55 紀野一義 『名僧列伝(二)』講談社学術文庫、p.262-263 |
![]() 富岡鉄斎 《 白隠訪白幽子画 》 1920 ⇒ (人物拡大) |
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