あるエコキュート被害者より                      

2 悩み

隣家に苦情を言いに行くことをためらっていた

近所で、もめ事などなく平和にやっていきたいと思う、 本当に普通の一般人なのだ

少しのことなら目をつぶろう、 お互い様精神は大切だよねと考えて生きてきた

まずは、 先に色々な機関に相談に出かけることにした

しかし、 簡単にはいかなかった

私の相談の仕方に問題があった訳ではない

私の相談内容に問題ありなのだ

それは私ではなく、 相談される側にとって問題ありの内容なのだろう

それになかなか気づかなかった私は、 なぜこの問題を問題視しないの不思議であった

相談先でなんとなく感じる、 この問題は深く追求も救済もしてはならぬ雰囲気

なかなか難しい問題ですね、の言葉に誤魔化され続ける日々が続く

ネットの世界では、 エコキュートの被害者はたくさんいる

だけど相談に行くと、 あまり聞きませんよ、 あっても少数でしょうで済まされている

 

何かを隠されている感じ、 詳しく追及すればするほど孤立していくような疎外感、 不安感

家に帰っても、 深夜になればまたあのいやな音

どうすればいいの?

私が何か悪いことしたの?

こんな目に遭ってるのはなぜ?

以前のように、 健康で平和で幸せに我が家で過ごし、 生きていきたいだけなのに

睡眠不足に体調を崩し、 後ろ向きになりつつある自分に

ある相談先で相談員に掛けられた言葉にはっとする

 

あなたは被害者なのだから、 堂々と被害を訴えたらいいんですよ

一人とか大勢とか人数は関係ない、 あなたの訴えは氷山の一角かもしれないし

被害にあった人が被害に遭っていると伝えることが

同じ被害に遭っている人、 この先に会うかもしれない人を救うことに繋がるから

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