4月のミツバアケビの開花から結実まで追っかけ、その後一つの実を成長をさらに追い続けています。 どんどん成長していく姿を見ていると、なんか我が子のように感じてしまいます。このままこの実がだれにも発見されず、熟すまで追っかけられたらと願いつつ記録を撮っています。
いよいよ秋になってきました。アケビの特徴である「実が開く」時期が近づいてきました。いつ実が開いて甘い果実が現れるのか楽しみです。
9月6日 順調です。
果実 長さ68o 縦直径33o 胴回り103o
9月14日 撮影距離が一定していないため、画面上の画像の見かけの大きさが適当ですみません。今週特にアップで撮ったのは、見てのとおり今までついていた右側の写真の手前にあった小葉がとれていたからです。9月6日の右の写真と見比べてください全体が落葉しているわけではないのですが、そろそろ秋の気配がこんなところにも・・・・・という感じです。 果実 長さ69o 縦直径33.5o 胴回り105o
9月23日 大きさはあまり変化ありませんが、果実の表面が随分ごつごつしてきました。いつ実があくのか楽しみです。ちなみに実はまだまだ堅いです。
果実 長さ72o 縦直径34o 胴回り107o
10月5日 あちこちでアケビ・ミツバアケビが熟しはじめました。このアケビの部屋のアケビもそろそろという感じになってきています。よく見ると今までのうすい茶色のあばた面の間に紫色になってきた部分が見えます(中央写真)。ミツバアケビは必ずしも全身が紫にならなくても熟して実がはじけますので、紫色があらわれたということはここ数日の中にはじけるものと思われます。
9月に入って成長が鈍りましたが、ここ一週間でぐんと成長し大きくなりました。
果実 長さ83o 縦直径42o 胴回り132o
ようやく実が開きました。
10月11日 観察を続けてきたこのミツバアケビの実もようやく開きました。美味しそうな実がのぞいています。8日(水)に観察した時には、まだまだ実が開く様子が感じられなかったのですが、木・金でいっきに開いたようです。とうとうここまでこぎつけたという感じです。ところで、アケビの実の不思議ですが、実が開く直前にぐんと成長大きくなるようです。9月23日からのデーターを見比べてください。
実はとらずにこのまま続けて観察していきたいと思っています。
果実 長さ95o 縦直径51o 胴回り160o 開口部幅8o
10月18日 開口部はだいぶん開いてきました。中の果実も十分熟れてきたようです。鳥たちの目にとまらないのか、つつかれた形跡は全然ありません。今収穫して食べると本当に甘い果肉が・・・・・・ですが、我慢してこのまま観察を続けます。
果実 長さ95o 縦直径64o 胴回り200o 開口部幅45o
10月25日 さらに実が開いてきましたがまだ鳥たちの目にはふれてないようです。もうしばらくすると落果するのかなあ?足もとには他のアケビの実がいくつか落果しています。
果実 長さ95o 胴回り220o 開口部幅58o