2014年現在、理事長岡本理香リンパ性白血病療養のため、ざわざわ活動は休止しております。
2013年にNPO法人は解散、過去の活動情報ページとして、このページは残しております。ご了承ください。

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NPO法人心ざわざわ
 NPO法人心ざわざわは、摂食障害、過食症をキーワードに、「知る」がテーマのセミナーや森田療法の勉強会を行っています。毎日配信の一言メールマガジンで繋がり、理事長・岡本理香(★参照)の著書や資料冊子の提供、無料のルームでの集いや面談で回復サポート、また、ご家族の集いやイベントも充実しています。
★克服者で、専門病棟勤務経験、看護師でもある精神作家の岡本理香による兵庫県神戸市でのメール療法・面談での克服サポートと著書「宝物は心にあるからこそ、宝物を手放すことができる」−摂食障害を手放した娘は、肺がん末期の母との最期を心に刻んだ−「摂食障害〜私の中の一部分〜」や「死んだら、アカン」摂食障害・パーソナリティ障害が教えてくれた言葉、または冊子本のご提供。母親の会「知足の会」(毎月第1土曜日ざわざわルームで参加無料)。摂食障害のセミナー(芦屋)。 年3回のイベント懇親会(有馬温泉ルーム)
回復へ向けて歩んでらっしゃる皆様へ
 NPO法人心ざわざわのサイトを見つけてくださって感謝いたします。サイト、著書、冊子や資料などで回復へのヒントをたくさん書かせていただいております。下記には、サポート内容を抜粋しておりますので、ご一読ください。お母様の集いや家族の集会なども、是非にご利用くださいね。日刊メルマガのご登録、アンケートのご協力をお願いいたします。ゆっくりと、丁寧に、コツコツが合言葉です。一人で悩まずに、どうぞ何らかの形で繋がっていてくださいね。無理なく継続できるものがみつかりますように。
岡本理香がサポートさせていただいていますメール日記心理療法は、素直に感じることを知りながら、頭で考えるよりも、体を動かして、無意識の部分を意識させていくメールで書く日記療法です。過食や体重の話はしないこと(文字も使わないこと)、良い子にならないことや返信を期待しないことを前提に、自分の行動と感情を言葉で表現していきます。今日、動いたことを書くもので、今を丁寧に過ごすことを意識してその日を過ごしていきます。今の自分を見ます。現実を意識して過ごします。自分と向き合うとは、ここでは、「知る」ただ「知る」だけです。認めたり、受け入れたりするのではなく、「知る」だけでいいのですよ。感情は入りませんね。行動のみです。
「知らないうちにしていた」ということがあります。夜中に無意識に食べ、他にも気が付けばしていたという諸々がありますね。これは、無意識の部分に抑え込んだ「自分の中の認めたくない、自分だと知りたくない、腫れ物」なのですね。意識が中途半端になると、癖のように出てしまいます。 頭を真っ白にしたい。赤ちゃんに返りたいという摂食障害の症状もこれなのですね。だからこそ「日々の生活を丁寧に意識する」ことが大事になってきます。癖を直すのとほぼ同じですね。
今、生き辛さを抱えている方が多くなり、「自分が○○している」という現実を避けようとします。他人事になり、色々な自分がいるのに、一人の人間に繋がっていないのです。資料にもありますが、「倒錯」という諸々の感情を受け止めずに快楽で消したい、心の中の不安、悲しみ、苦悩、葛藤を行動や行為で、発散し排出するのですね。著書「死んだら、アカン」の後半の部分に記載していますが、〜としての自分、アイディンティティ(自己同一性)の確立を、このメール日記心理療法で、体得していただいています。
時間がかかります。本来は十数年かけて大人になる歩みを、凝縮して進める根気のいるコツコツ作業です。継続が苦手な理想の高い、白か黒かの完璧主義の皆様には、しんどい作業ですが、少しずつ気付くことが増えていきます。現在、日々取り組んでくださっている方々は、直ぐに結果を出したい心境を、経過を大切にする生活へと繋げて、摂食障害回復への階段を、私と気長に上っていただいています。これも私、丸ごと私。どんな感情を抱いてもいい、どんな自分でも、全部自分なんだと。
人間は、時間をゆっくりかけて大人になる階段を、それぞれのペースで上りますが、痩せを追求する感覚は、自分のその段階を知っているからであること、内面のレベルに合う外観へのバランスを図っていることが考えられます。だからこそ、再教育の大切さと、治療者だけでなく、親御様も、そして、ご本人も目に見えない「愛」を「信」と重ね合わせて、少しずつ一緒に歩んでいただきたいと思います。長い目で、ゆっくりと、「私は私」。
そして、よく言われますが、心の愛情飢餓状態ですので、まだまだ甘えたい子供です。大人になれず、現実を怖がっています。いつも見捨てられ不安があり、感情の起伏の激 しさ、白か黒か、完ぺき主義、衝動性や不安など、自分をコントロールできなく、自分が自分に振り回されます。幼少時からの良い子は、経験が不足しており、失敗を非常に 怖がります。 失敗してそれを積み重ねて、体得するという経過を、今から積み上げていきます。頭で生きないで、体で動き覚えていくことをしていきます。過食は現実逃避、転ばぬ先の杖なのです。自分の感情を麻痺させるために過食をします。逆にそれがあるので、生きていられるのです。感情を抱くことをしない方も多く、無意識に生きている感覚なのですね。
まず、知ることから始めていただきたく思います。自分の位置を知り、失敗を重ねながら、少しずつ体験を増やして、大人になる過程を一緒に歩んでいきましょう。親御さんには、理解していただくのは無理ですので、知るだけでも十分なのです。「いつも見守っているよ、やってごらん。そのままでいいのよ」と安心感と親御さんの「アイ(私)メッセージ」を贈ってあげてください。「お母さんは、こう思うの」「あなたはどう?」。娘さんと同じように揺れずに、感化されずに、どーんと構えて、信=愛を贈りながら、温かい無関心で見守ってあげてくださいね。
回復は、後で気付くものです。脳の飢餓状態を満たし、体調も整える術を身につけていくと、視野が広がっていきます。すべて自分だと丸ごと知った時が必ずまいります。時間はかかりますが、「反省すれども後悔せず」「人のせいにしない、いい訳をしない」、そして、焦らない、諦めない、慌てない、ゆっくりとお願いいたします。
「足元の豆を拾うには、足元を見ないと、豆が見えませんね」。「今を生きないと、いつ生きるの?」と自分に語り掛け続けてくださいね。コツコツ歩くことが、自分の明日へと繋がるのですね。今の歩き方、間違っていないですよ。きちんと歩いてらっしゃいますよ。プライドと負けん気は、少しの間、引き出しに入れて、ゆっくり「今」を丁寧に意識してみましょう。 「本当に転がった者は、起き上がる時は何か得をしている」。
心ざわざわは、いつでもここにいます。ここでそっとあなたを見守っています。
すべての方へ(著書・冊子より抜粋)
◇大切にしたいこと
○日常生活をきちんとすること。
○自分の感情をそのまま知ること。
○できることから、小さな目標をたて、コツコツと継続させること。
○食べ物と闘わず仲良くすること。
○視点を変えて考える癖をつけること。
◇今を見つめてごらん
○今、この瞬間を、今大事にすること。
○今、できることを、今始めること。
○今、できたことを、今褒めること。
○今、感じたことを、今言葉にすること。
○今、目の前の自分を、今知ること。
○そして、今のそのまんまを、すべて受け入れること。
あなたって、本当に素晴らしいんですもの。
愛する皆様へ
○メール療法に取り組んでらっしゃる皆様へ
いつもありがとうございます。それぞれのペースで、コツコツ歩んでこられました。素晴らしい方々ばかりです。確実に成長をなさっています。メールを送って下さるという意識が、何よりも素晴らしい経過であり、継続であり、結果であり、成長の過程なんですよ。皆様のコツコツを評価しています。取り組む真剣な気持ちは何よりの宝物ですよ。時間は、たっぷりありますね。コツコツ瞬間を丁寧重ねてまいりましょう。今日もメールをお待ちしていますね。
○メルマガを毎日読んでくださる皆様へ
体。食事を制限すれば、必ず過食が訪れますよ。嘔吐をすれば、必ず過食が訪れますよ。
心。嫌なことから無意識に逃げていると、過食で誤魔化しに入りますね。
頭。〜しなければならない固定観念は、食に拘り習慣化してしまいますね。
お気づきでしょうが、過食は、トップバッターではありませんよ。何かがあるので、アンカーに過食が待っているのですね。
まず「知ること」ですね。自分の動きを知る。自分の感情を知る。自分の考えを知る。それらは「今」の自分を知るのですよ。無意識の部分の「今の自分」のそれらを知る。ただ知るだけなのですよ。
メール療法は、自分を知る作業ですね。自分と向き合う自分のための時間ですよ。そして、講習会や交流会は、人生の勉強とも言えますね。自分が自分の足で自分のために歩くための人生の勉強なのです。 誰も何ともしてくれませんね。自分の足で歩くのですものね。これらは、すべてコツコツの積み重ねなんですね。
ざわざわと繋がってくださって、一緒にコツコツと交流くださっている皆様。心よりありがとう。ご縁に感謝しています。


どうしたらいい?
初めての方、ご家族の方
お約束事(ざわざわルール)
ご利用の前に
 特定商取引法に基づく表示・秘主義務・利用規約ページとNPO法人趣旨・役員・会員様特典ページをご一読ください。ルームは、土曜、日曜、祝日は定休。各詳細は、できるだけ問い合わせメールフォームでお訊ねください。電話は、都合により出られない時もあります。時間をおいて再度おかけくださいますようお願い申し上げます。電話でのアドバイスや相談はお受け致しておりませんので、ご了承ください。カウンセリングや無料相談は、承っておりませんことをご理解ください。

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