◇心ざわざわ Top<初めての方、ご家族の方へ

何から始めたらいいのか分からないとの問合せをよくいただきます。下記をご参照ください。
*ざわざわではカウンセリングやメール相談は承っておりません。ご本人もご家族の方も、ご自身と向き合っていただきながら、知ることを勉強していただいています。摂食障害を知るのではなく、それぞれご自身を知っていただくサポートです。日刊メルマガ、冊子、資料や著書を参考に、個人家族面談、グループ面談、母親の集い、セミナー。
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*定期的にセミナーに参加くださっているメンバー様は、月2〜4回の個人もしくは家族面談やメール療法(メール相談ではありません)は、無料でフォローさせていただいております。ルームは男性のみの入室や18歳以下の方入室はご遠慮ください。

1、ざわざわルームで、無料説明(理事長の岡本理香と面談)。アイデンティティ、共依存、回復過程、発達心理、発達障害、摂食障害の心理などの説明と資料配布。要予約。空き日をお知らせします。
2、お母様は、母親の集いにご参加ください。第1土曜日午後、ざわざわルーム、駐車OK、出入り自由、無料参加。5名〜10名。
3、芦屋セミナー(200円)で、ご本人やご家族の方と交流と勉強会。12時半から3時間、5名〜10名までの少人数。
4、懇親会や座談会で交流(ルーム庭でのBBQ大会など)。

*土日祝は定休、ご連絡はできるだけメールフォームからお願いします。電話は9時〜17時まで。
ご参考ください。
初めて、どうしたらいい?


岡本理香メッセージ。
そのままでいい、私も、あなたも、そのままでいい。フト、いやずーっと、感じてたこと。
「褒めてあげて」「認めてあげて」「親なんだから」。これらは、具体性に欠け、親を責める言葉になっていないだろうか?
母親は、自分の育て方が悪かったのかと苦悩している段階で、このアドバイスを無理にでも実行しようとする。
不自然であり、自分の知識の枠を越えた納得できない行動をしなければならない。
感情を抑えて、時々顔を出す、押し殺しているつもりの自分の感情に自分が振り回されるのである。
諸々の障害を受容し前向きな親という理想の姿は、理想であり、親も一人の人間であることを忘れてはならない。
子供が分かってほしいと叫ぶ心理と同じく、親にも周囲の肯定的なまなざしが必須である。
親の方も「分かってほしい」のである。親も、その親の子供なのである。
親は、子供の性格ではなく、行動を見る、今を知ることを意識してほしい。
先走らないことが大切だと感じる。先走るのは、自分を守りに入るからである。
親子であっても、互いの気持ちを分かるのは無理であることを知ってほしい。
それぞれには、それぞれの価値観があっていい、ない方が不自然なのである。
以前から何度も言っているが、ヘルプではなく、サポートをする立場を知ってほしいのだ。
子供たちは、アイデンティティ確立の時期に葛藤し、自分探しをしながら、大人になる階段を上がっている時期である。
子供のままでいたい、もっと甘えたい、大人の世界は嫌だと思いながらも、自分が何者かを探し彷徨っているのである。
乳児期に愛着をした、いやしているだろう母親に絡むのである。
この時期に、かつてアイデンティティを確立したつもりの親は、土台が不安定であり、アイデンティティが拡散しているいわゆる危機に直面するのである。
自分と向き合うということに直面しなければならない、もしくは自分と向き合う必要があることを知らなければならなくなる。
子供のことではなく、自分自身の「何か」と向き合うべきだと気づく方も多い。それを知ることを、まずしてほしい。
ただ、年齢的に、体力や立場が、それらを妨げるのは実情であり、誰の問題?今何が問題?がすり替えられてしまうことが多い。
自分と向き合い「私は私、OKよ」と思えるからこそ、「子供は子供、そのままでOK」に繋がるのである。
ここで注意したいのが、礼儀と躾の違いを、きちんと教える立場であることを忘れてはならない。
感情と行動を切り離すことができるのが大人であり、感情を抑えるのではなく、まず知って、納得して、適切な行動をするのが、自分を年齢に応じたレベルに同一性ができた大人と言える。
特に、他者との距離感=境界を知っているかどうかは、重要であり、子供たちは、その境界が混乱していることも知ってあげることだ。
人間は、自分の欲がご都合通りにいかないと悩み、自分を知らないことで苦しむ。
それらも含めて「知る」だけでいい。まず知る(感情が入らない)だけでいいのである。
目に見えるものが宝ではなく、そのものを愛する自分の気持ちが信なのである。
宝は手放すことで、安心を得、自分の気持ちが輝くのである。
日常の生活の中の他者(子供や主人)の行動を三つに分けて観察してみる。してほしい、してほしくない、やめてほしい。
そう、これも知るだけでいい。自分の感情を知る。
自分を知らない人ほど、他人を「あーだ、こーだ」と言うのである。他人の足元の豆は拾えないことを知っておくべきだ。
ただ、摂食障害は、命にかかわる疾患であることは、忘れてはならない。



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