2003.8.22 神埼川

天狗滝をルァーで攻めるも全くあたり無し

 前より天狗滝の釜をルァーで攻めて見ようと思っていたが、本日実行することにした。
しかしながら当りの気配が全く無く、どうしょうかな・・・と思案していたところ滝上に人影が現れた。一人?、二人?、いや 三人もいるようである。
どうも沢登りの若者グループらしく、飛び込みたいが釣り人が居るので困っているようである。 ここは若者に譲ろうと思いルァー竿を仕舞い始めるとさつそく一人が左岸の岩の上に立った。 1、2、3、と数える間も無く若者の姿が消えた、約2秒後に白泡の直ぐ手前にバンダナを巻いた頭が水面に出た。 良かった 良かった! 思わず胸を撫ぜ下ろした。 後の二人も次々に躊躇も無く滝つぼに身を躍らせた。 すごい!
この若者達は中峠より下水晶谷を下り大瀞を泳いでここまで来たとのことで、この後白滝谷を上がり帰るとのことであった。 話をしていても非常に礼儀正しく好感が持てた。 度胸、決断力、礼儀を兼ね備えた若者が少なくなったと嘆く年寄りは多いが、今回お会いした若者を見て、まだまだ日本も捨てた物ではないと思った。 
下谷尻出会いの手前にある通らずでもルァーを投げようと準備していると、犬を連れた沢屋の年配の人に会い、泳いでいいかと言われて『OK』言った。
夏場は全く釣りにならないようである。
遊んでくれたのは左写真のような幼いアマゴのみであり、大人のアマゴはどうやら昼寝しているみたいである。
渓は秋の風情が着実に感じられきのこも多く見られた。 ススキも早くも穂を出しあかトンボも多く飛んでいる。 釣り期間も残り約40日程度と押し詰まってきている。しかし渓は遅い夏を楽しもうとしている人々でいっぱいである。
あまごと岩魚と翌檜
あすなろつぶやき
愛知川源流釣り記録
アカヤマドリ(食用可)
030909