2003.4.17 茶屋川支流

渓に遅い春がやっと来ました

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愛知川源流釣り記録
あすなろつぶやき

今年三回目の渓流釣りである。 政所郵便局を少し過ぎたところに温度表示板があり、早朝通過したときは12℃と表示されていたのに帰路には何と27℃と表示されている。 ちなみにそこから随分先の平地の八日市の表示板は25℃と表示してあった。私は前回の渓流釣り経験を踏まえて今回も重装備である。 入渓時は適温であったが日が昇るにつれてウェイダーの中は蒸し風呂状態である。 とにかく暑い!暑い!  帰宅して知りえたことであるがこの日長野県の穂高町では28.5℃を記録したとの事である。 フェン現象で山中ほど高温であったらしい >

早春の鈴鹿の山はコブシが咲き始めることより始まる

永源寺ダム湖の桜は満開であった。 早いものは散り始め少し幼葉を覗かせている、今週の土日あたりでは丁度桜吹雪の中を走り抜けることになるだろう。何とすばらしいことなのであろうか。 右の写真は最初は桜かな?  と思うぐらいあちこちにコブシが咲いていた。山つつじや山椿はこれから咲き始める。


気温は高く汗ばんでいるが水温は低く当りがほとんど無い。 何時になったら祝杯のビールが飲めるか不安であった。 お茶を飲みながら遡行を続け川床が鈴鹿特有の白い変成岩の滑滝のポイントにミミズを入れるとすかさず目印が走った。 来た!  釣れたのは写真の様に黄金色した約18cmの岩魚であった。 何と美しい岩魚であろうか。 写真を撮ってから大きくなって帰って来いと言いながら放流する。 やっとビールにありつけ満足する。




倒木や立ち枯れた椎の木に天然の椎茸が自生していたが採取せず写真を撮って通り過ごす。 帰路の林道で5-6m先の岩陰にうごめく物があるので木々の間に目を凝らすと何とカモシカであった。慌ててデジカメを取り出し撮影したがフラッシュに驚き垂直な崖を一気に駆け下り途中の棚に逃げ込んでこちらをじっと見ていた。 やっとカモシカが撮影出来たことに満足。 しかしながら自然の掟は厳しく、今年の冬をうまく越せなかったカモシカの死体が林道に2体ほど放置され悪臭を放っているのも現実である。 

030501