漆山城
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城址真ん中を県道が貫通している(09年3月)

JR「漆山駅」北西約400mにある。城址の真ん中を県道が貫く。200m四方の平城でもともと漆山氏館を中世、改築増設したもの。本丸と二の丸からなり、堀跡が道路として名残りをとどめる。某医院と某工場がほぼ本丸跡。山形城の斯波氏一族の斯波満頼が在城し、応永五(1398)年に大窪城に移る。天童城主三代天童頼基はこの満頼の長男。後世、二の丸の一部に漆山陣屋が創設される。城址周りに寺院が配置され、地形から読み取ることが出来る。変貌がいちじるしく、それぞれが想像をたくましくするのみ。またこれも楽しいことかも。