けんちゃんのつぶやきTSUBUYAKI

2004年11月25日(木) No.53

 昔、生協で働いていたとき高校生が生協に入りたいと連絡してきたことがありました。お母さんがいなくて一家の食卓を預かる彼女曰く「農薬をあまり使わない国産レモンがほしくて…外国のレモンは農薬が怖い」と話していて、感心しました。

 ベトナム戦争の時、米軍が枯れ葉剤を使い、その影響を受け奇形児がたくさん生まれ、あのベトちゃんドクちゃんもその被害者でした。ある病院の先生が調査すると実は日本の奇形児発生率は当時のベトナムと同じくらいというショッキングな数値が出たというお話を聞いたことがあります。

 その農薬ですが、日本はアメリカの7倍、ドイツの5倍で世界一(耕地面積あたりの農薬使用量)。少し意外だったのはアメリカが少ないと言うこと、アメリカは輸出段階でのポストハーベストが多いから問題となっているのではとのこと。

 消費者意識も高まり、日本でも少し減っているようですが、オランダでは国をあげて数値目標を決め農薬使用を減らすようにし、10年で半分に減らしたため前回調査で1位だったものが3位にと嬉しい転落をしたとのこと。子どもたちの口にする食べ物の安全も国の姿勢次第で大きく変わるんですね。

2004年11月18日(木) No.52

 先日の新聞夕刊にあのアーティスト、オノ・ヨーコさんに聞くという記事があり読んでみました。

 夫ジョン=レノンの歌を聴く意味について語っていました。そのなかでイマジンという曲が「死ぬ理由も殺す理由もなく、みんなが平和に暮らすのを想像してごらん」という歌詞。「戦争も現実ですが、日本武道館でイマジンを合唱する人があれだけいたのも確かな現実。世界が真っ暗になったわけではない」「現実は、その把握の仕方で変わる。あなたたちの未来は輝かしい」とかかれていました。

 本当にそうですよね。世界と日本は、一見するとイラク戦争・憲法改悪の動きなど暗いことが政治の舞台で行なわれている。しかし国民はそうした政治に対して拒否反応をしめしているのも現実。そして今、ファルージャ攻撃に怒りが広がっています。こうした現実に目を向けて、未来をきり開いていく人びとの心に灯をともすことができればいいなと感じています。

2004年11月11日(木) No.51

 自転車で走っていると、よく小・中学生の方々に「けんさく!バイバイ」「上原けんさくさ〜ん」「頑張れ」と声をかけられます。運動会に参加させていただいたときも、校長先生がしゃべっておられるときに手を振ってくる中学生もいました。

 なるべく「バイバイ」とか言って手を振るなどこちらも愛想をふりまくように心がけていますが、たいへん嬉しいやら、少し恥ずかしいやら…でもなんで声をかけられるのか、よくはわかりません。昨年の市会選挙でみんな知ったのだと思いますが、「姿形が面白いのか」「お友達感覚なのか」「単におもしろがられているのか」不思議です。

 このニュースを読んでいただいている方で、小中学生のお子さんをお持ちの方、また読んで頂いている?小中学生の方がいらっしゃいましたら、上原けんさくの何が面白い?のか一度教えてくださ〜い。

2004年11月4日(木) No.50

 26日、市議団で松見市長宛に新潟県中越地震、台風被災者救援のために市としても必要な援助を行うよう申し入れを行いました。

 このとき、新潟県中越地震については府から話もあり今準備しているとのことでしたが、台風被害の支援は予定がないとのことでした。豊岡市など台風被害も深刻だから、支援を検討するよう市長に伝えて欲しいという旨の話をしました。

 そして今日3日テレビをみていたら東大阪市から34台のパッカー(ゴミ収集)車が豊岡市に、職員の声から自発的に、と大々的に報道されビックリ、「すご〜い。思いは一緒で、通じたあ」と思いました。

 でもまだまだ豊岡市ではゴミの山があるそうで、大変です。人間、困ったときこそ、助け合っていくことが大切ですね。豊岡市長さんも「気持ちがうれしい」とおっしゃっていました。

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