新型インフルエンザワクチン接種補助実現

市民共済・交通共済廃止の市長案を否決 日本共産党の奮闘

 9月25日から開かれていた第3回定例会は、会期を3度延長した後の11月18日に本会議を開き、一般会計補正予算案を子どもの新型インフルエンザワクチン接種補助を行うための一部修正可決し閉会しました。

 日本共産党は、市民のくらしと営業を守るために奮闘。町工場の家賃補助や住宅リフォーム助成制度の創設、需要喚起のための共通商品券、太陽光発電設備補助、ワクチン接種補助、国保料の負担軽減などを要求してきました。

 そのなかで太陽光発電設備設置補助や共通商品券は補正予算に盛り込ませ実現させることができました。

新型インフルエンザワクチン接種補助拡充など市民要求実現に奮闘

 子どものワクチン接種費補助を日本共産党、真正、リベラル、さわやかな風議員団の4会派で予算を修正する議案を可決し実現させることができました。

 市長が提出した市民共済制度廃止条例案についても4会派で否決し、存続させることができました。また金岡保育園の平成22年度の募集停止の先送りを議会で答弁させ、さらに「募集停止撤回を求める請願」も採択させることができました。こうした市民の期待にこたえる提案や議案に対し自民、公明、さきがけ各議員団は反対しました。

市民の声や議会の議決を無視し悪政推進の野田市政

 今議会で野田市長は、インフルエンザワクチン補助や貸工場の家賃補助の予算化を拒否しただけでなく、、「中小企業対策は国がやるべきもの」との暴言を繰り返しました。さらに、多くの市民から喜ばれてきた市民共済制度の廃止を提案するなど、市民の願いに反する市政であることを鮮明に示しました。

 この間、議会が否決した新川俣幹線(流域接続)の事業を、市長が違法とも言える執行を行なって大問題となっています。議長が国土交通省から「予算が否決されているのに工事発注、工事施工などあり得るのか疑問」等と言われたと議会運営委員会で報告しました。 ところが、市は国土交通省と市との協議内容の具体的な報告を拒否するなど、解明を妨害する態度をとり続けました。予算の議決なしに11億円もの工事を執行する態度とあわせ民主主義を踏みにじる野田市長の姿が明らかになっています。こうした問題が起きていることから、新川俣幹線(流域接続)の補正予算案は共産党、真正、リベラル、さわやか議員団の反対で否決されました。

議長副議長選挙の結果

議長に冨山氏、副議長に松平氏

議長
冨山勝成 24票
藤本卓司 21票
欠席 1名
副議長
松平 要 24票
田中康升 21票
白票 1票

日本共産党市会議員団の所属委員会

うち海公仁団長
建設水道、公園協会調査特別
秋月秀夫副団長
民生保健、公園協会調査特別
浜正幸幹事長
総務(委員長)、議会運営、行財政調査特別
塩田清人幹事
環境経済、行財政調査特別、農業
長岡よしかず幹事
民生保健、議会運営、決算審査特別、少子高齢化特別
しま倉久美子議員
文教(副委員長)、まちづくり特別、決算審査特別
上原けんさく議員
総務、行財政調査特別(副委員長)
みわ秀一議員
文教、少子高齢化特別
あさの耕世議員
環境経済、決算審査特別、まちづくり特別

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