子ども医療費を小学校に上がるまで助成を!

日本共産党東大阪市議団 条例改正へ各会派に協力・共同の申し入れ

 日本共産党市会議員団は11月30日、「小学校に入るまで医療費を助成するための条例改正への協力・共同を求める申し入れ」を市議会各会派へ行いました。

子ども医療費助成共同提案の申し入れ文書 今回行った申し入れは、12月議会へむけて「乳幼児の医療費の助成に関する条例」を改正して、「小学校に入るまで医療費を助成する制度」へ改善するようにという内容です。

 今の条例は、入院では小学校にあがるまで助成されていますが、入院以外については「5歳に達する翌日の属する月の末日までの間にあるものとする」と規定し、5歳未満児としています。

 今回の条例改正案はこの規定をなくし、「乳幼児」全体を対象に、と拡充する内容です。

 全国では、小学校や中学校卒業まで助成しているところが増えている中、せめて「小学校に入るまでは…」とお母さんたちからの切実な声に応え、提案したものです。

 子どもの医療費助成制度の拡充は、野田市長の公約でもあり、この間、各会派からも質問されていた問題です。子どもの医療費助成制度の条例改正を議会として提案していこうと要請しました。

 この申し入れに対して、「大いに賛同できる」と賛意を示す会派も多く、日本共産党は賛同する会派と共同して12月議会で条例の改正案を提案し、来年4月からの実施へ向けて頑張ります。

日本共産党市議団の各議員の所属委員会

うち海公仁(団長)
副議長、議会運営委員会、環境経済委員会
秋月秀夫(副団長)
建設水道委員会、都市整備特別委員会(委員長)
浜正幸(幹事長)
議会運営委員会(副委員長)、総務委員会、労働組合特別委員会
しおた清人(幹事)
民生保健委員会、都市整備特別委員会、労働組合特別委員会
長岡よしかず(幹事)
議会運営委員会、民生保健委員会(委員長)
しま倉久美子
総務委員会、交通対策委員会
上原けんさく
文教委員会(副委員長)、労働組合特別委員会
みわ秀一
文教委員会
あさの耕世
環境経済委員会、交通対策特別委員会

後期高齢者医療 Q&A Q. 与党の凍結は?

A. 自民、公明の与党は参院選での大敗を受け、あわてて「凍結」を言い出しました。国民の怒りの高まりを恐れたからです。

 具体的には、

  1. 健康保険の扶養家族の人からの新たな保険料徴収を6〜9カ月延期する
  2. 70〜74歳の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げることを一年延期する

などとなっています。

 しかし、「凍結」といっているように、制度の実施自体は変えません。「凍結」が終われば本格実施する仕組みです。

 「凍結」といっても、対象は、新たに保険料負担をする約200万人だけです。国民健康保険に入っている約1000万人については予定通り来年4月から保険料がとられます。

 与党はあくまでも「制度改正(後期高齢者医療制度)の理念は堅持」するという姿勢を変えていません。

 制度の矛盾と破たんがこれほど明らかになったのに、大本を直さずに小手先でごまかすやり方に、「選挙目当てのご都合主義」という厳しい批判が出されています。

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