前回比1万8千票増
明るい東大阪をつくる会は、東大阪市長選挙結果が出た28日、次のような声明を発表しました。
決意を述べる長尾淳三氏（28日）
2007年10月28日
明るい東大阪をつくる会
一、10月28日投開票で行われた東大阪市長選挙は、明るい東大阪をつくる会が推薦する、長尾淳三前市長が70,454票を獲得しましたが、自民・公明などがおす前市議会議長の候補に2366票の僅差で競り負ける結果となりました。
長尾前市長に、熱いご支持とご支援を寄せていただいた有権者のみなさん、幅広い市民のみなさんにお礼申し上げます。そして勝利のために日夜をわかたず奮闘いただいたすべての「会」構成員のみなさん、大阪と全国から熱心な支援と激励をいただいた多くの皆さんに、感謝するとともに申し訳ない思いでいっぱいです。
今度の市長選挙は、市議会で多数を占める、自民・公明と一部の民主党・リベラル議員が、市民が直接選んだ市長を、なんの不祥事も失政もないのに不信任を強行したために、行われました。この不信任に対して多くの市民、有権者が「おかしい」の声をあげ、9月の市議選でハッキリ示されました。
相手陣営は、「何もしない市長」と不信任を正当化しました。残念ながら長尾さんの再選を果たすことができませんでしたが、「不信任はあかん」という声が市民多数の思いであり、市民の良識の力が脈打っていることが明らかとなりました。
一、選挙では、市民の暮らしも争点になりました。長尾さんは、ムダと同和利権をなくしてきたことを訴え、同和利権の一掃へ全力をあげるとともに、福祉、子育て、教育、地域経済など、市民の暮らしを応援する「市民主役」の市政を前進させる訴えが多くの市民の共感となりました。
私たちは、寄せられた多くの市民の願いを実現するため、市民のみなさんと力を合わせ市政前進のためとりくむ決意です。引き続くご支援をお願い申し上げます。
| 候補者名 | 得票数 | 得票率 |
|---|---|---|
| （当選）野田よしかず | 72,820票 | 44.06％ |
| 長尾淳三 | 70,454票 | 42.62％ |
| 西野しげる | 22,014票 | 13.32％ |
日本共産党 Q&A Q.大企業をつぶすつもりでは…？
正反対で、巨大な経済力を国民のために活用する立場です。とんでもない誤解です。私たちが主張しているのは、大企業は、その巨大な経済力にふさわしい社会への責任をちゃんと果たすべきだということです。「派遣や請負などを“安あがりの労働力”をふやして、会社のもうけだけを追求する」「過労死やうつ病になるまで社員をこきつかって、残業代すら全額払わない」「地域の雇用や商店街のことなどおかまいなしに、出店したり撤退したりする」──こんな横暴勝手はいい加減にやめさせ、人間らしく働けるルールをつくろうということです。
経団連の会長は、「法人税を10％さげろ。財源は消費税で」と政府に要求。秋には消費税増税を検討すると政府はこたえています。ゆきすぎた大企業優先の政治をただすことは、まったなしの問題です。