久間防衛相が辞任 暴言に反省なく…選挙に配慮

かばい続けた安倍首相もおかしいやんか!

 久間章生防衛相が、千葉県柏市の麗澤大学で講演し、米国の広島、長崎への原子爆弾投下について「しょうがないなと思っている。米国を恨むつもりはない」と述べたことと、この大臣を守る安倍首相に怒りの声が広がり、大臣はとうとう辞任しました。

 久間防衛相は被爆地・長崎県出身で衆院長崎2区選出です。講演の中で久間氏は、当時の戦況について「(米国は)日本が負けると分かっているのに、あえて原子爆弾を広島と長崎に落とした。そこまでやったら日本も降参し、ソ連の参戦を止めることができるということだった」と説明。原爆投下が日本の無条件降伏につながり、ソ連の北海道侵略・占領を防いだという認識を示しました。

 その上で「(原爆で)本当に無数の人が悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今しょうがないなと思っている」と述べました。

 これに対し、安倍首相は「アメリカの考え方を紹介したもの」などと擁護したうえで、「発言に注意するように」と言ったようです。 その後、久間防衛相は辞任しましたが、「不用意な発言が安倍首相の改革姿勢の、マイナスにならないように身を引く」と選挙への配慮でやめたようです。

上原けんさくのコメント

 あの日一瞬にして21万人もの人々の命を奪い、今も26万人の被爆者が苦しみ生きています。

 私は、90年市民平和行進で東京から広島に向けて「核兵器をなくそう!平和を守ろう」と訴えて歩かせていただきました。

 その場で一瞬のうちに命を奪われた方も、人としての姿形もなく消されてしまった。生きている方も、ひどい放射線による影響で病気に苦しみ、またあらぬ差別を受けたり、そして子や孫に放射能の影響が出るのでは?という不安を抱えながら生きていくことのつらさ悲しみをお聞きしました。核兵器は、人として生きることも死ぬことも許さない、残虐な兵器。

 そんな核兵器を使ったことは「しょうがない」と言う人の気がしれんって感じです。

 テレビを見ていても、ふてぶてしく反省の心もなくごまかしの発言。結局、辞任したけど、反省の色も感じられなかった。

 同じ人間の言うことかと怒りで腹が立ってしょうがなかった。しかも、この人をかばい続けた安倍首相は、あまりにもひどすぎると感じたのは、私だけではないと思います…。

日本共産党のパート・派遣政策

 正社員と同じようにがんばって働いても、パートや派遣社員だということで、給料やボーナス、有給休暇などで差別が。

 女性パートの時給は平均940円、女性正社員の7割以下、男性正社員の4割ほどです。

 20〜30代の女性が圧倒的に多い派遣社員も、3ヶ月など短期契約のくり返しで、不満があっても声をあげにくい立場におかれています。

 日本共産党は、パートや派遣社員への差別を禁止し、時給の引き上げ、一方的な雇い止め禁止、賃金や休暇、福利厚生などで平等な待遇と正社員への道の拡大をすすめます。

 人件費削減のために正社員を減らし不安定雇用に切りかえることをやめさせ、企業にルールを守らせ、安定した雇用を増やします。

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