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ショック 血液の循環が悪くなり、脳や内臓など各臓器に血液が回らなくなった結果、酸素不足になって 生命の維持が難しくなる大変危険な状態をショック(状態)と呼びます。 このショックという言葉は、獣医師と飼い主の間で重大さの認識に大きな差が出る用語です。 「ショック」という単語を辞書で調べると、 1 人体や物が受ける物理的な衝撃。「―に強い時計」 2 予期しない事態にあい、心が動揺すること。衝撃。「―を受ける」 3 血液の循環などが急に阻害され、生命が危険な状態となること。 と書かれており、日常生活では1や2で使われることがほとんどなため、事の重大さに気づきにくいのです。 ショック状態となる機序には 1.血液が減る。 2.血液を送るポンプである心臓の働きが弱くなる。 3.心臓や血管をコントロールする神経が狂う。 4.病原体や毒素、薬物などで血管が過剰に開き、血液が戻らなくなる。 などがあり、それぞれの原因を治療しつつ、しっかり血液を巡らせるという治療を行わなければなりません。 繰り替えしになりますが、ショックとは血液の循環が悪くなり、生命の危険がある状態です。 ![]() |