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猫の腎臓の病気 ・慢性腎臓病 腎臓は体内の老廃物を尿として排泄する臓器です。 猫は年をとってくるとだんだんと腎臓の機能が落ちますが、 体はなんとか老廃物を外に出そうとするため、 よく水を飲んで尿量を多くすることでカバーします。(多飲多尿) ただ、それでも腎臓の機能は落ちていくため、カバーしきれなくなってくると体内に老廃物が貯まり、 食欲低下、嘔吐、口臭などの症状を出します。(尿毒症) 尿量を多くすることでカバーできている時は血液中に老廃物が蓄積しないため、 血液検査では腎臓の数値がなかなか変化しませんが、 尿検査を行うと尿が薄くなっているのでヒントになります。 普段の生活で「水をよく飲む」「尿が多い」「口が臭い」などの症状が見られたら要注意です。 ・急性腎不全 突然腎臓が尿を作るのをやめてしまう病気を急性腎不全といいます。 急性腎不全になる原因には 1.膀胱が満杯でこれ以上尿を作っても貯められない 2.ブドウ、ユリ科の植物やエチレングリコールなど、中毒になる物質を口にする 3.脱水が酷く、尿を作るための水分が足りない などがあります。 腎臓が尿を作れなくなると体内に老廃物がどんどん蓄積し、 数日にうちに命を落としてしまいます。 普段からしっかり尿が出ているか見てあげて下さい。 ![]() |