136kHz CW 送信機 CW-TX-136RRR の製作
2013/6/8
Last update : 2015/7/21
CW-TX-136RRR の概要
136kHz(135kHz) CW 送信機「CW-TX-136RRR」を製作しました(2013年2月完成)。 出力は 2W です。
ベースとなるキットは後述します。出力は 2W です。
475kHz(472kHz)との2バンド送信機なのですが、136kHz のみ許可してもらっています。475kHz の送信はできません。
今回製作した CW-TX-136RRR
(テイシン TC-113 に収納した)
気軽に作り始めたはずなのに、スイッチ/コネクタがやたら多い送信機になってしまいました。フロントパネル左より、
今回製作した CW-TX-136RRR リアパネル
(ねじが1つ足りない。失礼します)
リアパネル左より、
ベースとなるキットについて
この送信機は、アイキャスエンタープライズの 136.5kHz送信機キット「CW-TX-136R」、USBシンセサイザキット「USB-SYNTH-KIT」をベースにしています。CW-TX-136R をかなり改造したということと(475kHz にも対応しているなど)、QRSS や JT65 等での QSO で使われる「RRR」を引っかけて「CW-TX-136RRR」と命名しました。
CW-TX-136RRR メイン基板
(アイキャスエンタープライズの CW-TX-136R をベースにしている)
(中央のリレーは改造によるもの)
USB シンセサイザ基板
(Si570 は基板裏に取り付ける)
USBシンセサイザの最重要部品である、Silicon Labs 社製 Si570 は基板裏に取り付けるのですが、この半田付けは私にとっては非常に難しいものでした。通常の表面実装デバイスではありません。よほど半田付けに自信がある方以外は完成品「USB-SYNTH-BLT」をお奨めします。
送信機内部の画像
CW-TX-136RRR 内部
(左上に USB シンセサイザ基板、右上に 475kHz 用ローパスフィルタが見える)
136kHz/475kHz 用ローパスフィルタ
(136kHz 用はメイン基板に、475kHz 用は増設した穴あき基板に設置)
受信アンテナ PA0RDT Mini-Whip
アイキャスエンタープライズで取り扱っている超小型受信アンテナ「PA0RDT Mini-Whip」(長さ 9.5cm × 直径 4.5cm)です。
地上高 10m に設置しました。使っていなかったテレビ用の配線を活用し、75Ωの同軸でシャックまで引き込みました。
受信アンテナ PA0RDT Mini-Whip
(地上高 10m)
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