2012年10月14日(月)第三十三番 華厳寺(たにぐみさん)


午前7時46分JR高槻駅発の新快速電車に乗り米原駅で乗りかえ、9時52分大垣駅に到着、真新しい北口で自転車を組み立てました。最近、一日に二つの札所をまわっていましたが、今日は華厳寺だけ、ゆったりとした気分で出発、時間があれば帰り道、墨俣城址へ立ち寄る予定です。
日曜日ということもあり乗用車が多く、少し厭だなと思いながら走っていましたが、揖斐川にかかる平野庄橋を渡って神戸町から大野町に入ると風景が一変して田園風景、車の数も少なく快適な気分になり、北へ真っ直ぐに伸びた道を走ると左前方の山の中腹にトンネルが見えてきました。道なりに走っていくとかなりの登り坂、先ほど遠くに見えていたトンネルに到着、右側にかなり広い歩道があったので安全に通りぬけることができました。坂道を快調に下って行くと三叉路へ、右折してしばらく進むと華厳寺の参道入り口に突き当たります。
信号を渡り両側にお土産屋さんなどが立ち並ぶ真っ直ぐなカエデの並木道を進むと、どっしりとした仁王門が見えてきます。仁王門の左側の道を少し行ったところにある駐車場に自転車を置いてから少し引き返し、仁王門の正面へ、門の両側に大きなわらじがぶら下がっているのを見ながら境内へ、道の両側にいろいろな建物、仏像や石碑などを見ながら進むと正面に階段、その上に本堂が見えてきました。
本堂の手前、石段を登りきった左右に大きな石灯籠、入り口の木の階段が始まる左右の柱の側面には「精進落としの鯉」という銅製の鯉が真上を向いており、堂内正面には香炉、その奥の上部に赤地に黒々と谷汲山と書かれたちょうちんがぶら下がり、その奥が拝所、その右側に納経所があり、そこで靴を脱いで上がり正面にまわって堂内を見ることができ、左側には戒壇巡りの入り口がありました。
本堂の回廊を左側にまわると左手に笈摺堂、さらにその左手に子安堂があり、そのまま建物から出て階段を上っていくと大きな狸さんの石像に守られた満願堂があります。
奥の院へは満願堂の右手の階段を上り木の根っこがむき出しになった坂道を登ります。東海道自然歩道にでて、沢沿いの小さな滝や小橋、道の両側の祠を見ながらかなりきつい坂を登っていくと正面に奥の院がひっそりと建っています。12時ごろ登り始め12時24分ごろに奥の院に到着、満願堂へ戻ってきたのが12時47分ごろでした。
午後1時過ぎ華厳寺を出発、予定通り墨俣城址に立ち寄り午後4時前に大垣駅に到着しました。