2012年5月27日(日)第四番 施福寺(槇尾寺)


午前6時前の電車に乗り、JR和泉府中駅に到着したのが7時過ぎ、自転車を組み立ててから7時30分ごろ槇尾山に向けて出発しました。今日の予定は、施福寺でお参りをしてからJR東岸和田駅へ、電車に乗ってJR和歌山駅へ、そこから自転車で紀三井寺、粉河寺へ行き再びJR和歌山駅へ戻り電車に乗って帰るというかなりの強行軍です。
駅から少し南側へ行ったところにある国府小学校の前を通過、新しい住宅街の真ん中を通る一本道を南東の方向へ、南池田小学校付近から国道480号線、槇尾中学校付近で右折して国道170号線へ、少し南下すると施福寺への矢印と案内看板がありそれに従って府道228号線へ、槇尾川沿いの山間の道を登っていくと左手にお寺の駐車場が見えてきました。駅から施福寺の登り口まで自転車で1時間ぐらいの道のりでした。駐車場の右手に満願滝弁才天があり、そこに自転車を置き午前8時40分ごろ参道を歩きはじめました。
遅咲きの赤い花をつけているシャクナゲの向こうに仁王門が見え、左側には迎え観音像があり右側には石塔があります。仁王門をくぐると本格的な階段の参道となり弘法大師剃髪所、西国愛染明王霊場、弘法大師御髪堂などをとおり過ぎ、直線の階段を上りやっと本堂の屋根が見えてきたのが9時ごろ、およそ20分で登ることができました。
観音霊場に指定されていますが本堂のご本尊は観音さまではなく弥勒菩薩、その脇としてある千手観音が札所の本尊になっています。本堂の裏側の後堂には馬頭観音が安置されているそうです。本堂でお参りをしてから境内にある馬の銅像、西国三十三箇所観音堂を見て歩き、その奥にあるお売店の前から岩湧山が間近に見えていました。
施福寺の参道はハイキングコースでもあり、今日は日曜日、多くのハイカーとすれ違い、他のお寺とは少し異なった光景でした。