2012年6月2日(土)第五番 葛井寺(藤井寺)


早い目に昼食をすませ、葛井寺へ行くことに、電車で行こうか自転車で行こうか迷いましたが結局自転車で行くことに、結果的には選択の誤り、帰り道、八尾を過ぎたあたりから急に雷を伴う激しい雨、かなり長い時間雨宿りをしなければなりませんでした。
高槻から藤井寺まで、とにかく南の方向へ行けばよい、車の少ない道をさがしながら走りましたが、どの道を通っても車が多く楽しいサイクリングにはなりませんでした。 北大阪に住み続けている私にとって藤井寺はなじみの薄いところ、今は取り壊されてしまった藤井寺球場へ来た思い出があるぐらいです。
このお寺は近鉄藤井寺駅のすぐ近く、商店街を抜けたところ、まさに町の真ん中にあり、この時期どこのお寺も新緑に覆われ本堂の写真を撮るのに苦労しますが、境内には木が少なく殺風景な印象を受けました。
南大門は細い道に面して少し色あせた朱色の門、その左前方にあるスペースに自転車をとめ、門をくぐると正面に本堂が見えます。左側には南無観世音菩薩の赤い幟があり西国三十三所の観音さまの石碑、その奥に阿弥陀二十五菩薩堂、その前に旗掛けの松、大師堂、本堂手前の右側に鐘楼、本堂の左手に護摩堂、そしてその左に重要文化財に指定されている四脚門(西門)があります。
靴を脱いで本堂へあがりお参りをしてから境内でゆっくり休憩していると、白い装束を着た大勢の参拝者が到着、札所らしい雰囲気になりました。
帰り道、雷をともなうはげしい雨が降り出したため雨宿り、予定よりかなり遅くなりましたが午後6時45分ごろ家に到着、日が長いことに感謝です。