2012年5月27日(日)第三番 粉河寺


紀三井寺を午後1時ごろ出発、わかやま電鉄貴志川線の竃山駅を目指し、そこから県道13号線を走り県道130号線から国道424号線、竹房橋で紀ノ川を渡り国道24号線を東へ、JR紀伊永田駅を過ぎたあたりでJR和歌山線沿いの道をしばらく行くとJR粉河駅、駅前で左折して北へ向かうと真正面に粉川寺の大門が見えてきました。わかやま電鉄貴志川線沿いの道はかなりのアップダウンがあったので、竃山駅から東ではなく北へ行き紀ノ川沿いの平坦な道を走った方がよかったかもしれません。
自転車を押して大門の右側から境内に入ると売店があり、駐車場になっていました。川沿いに自転車をとめ、歩き始めると左側に童男堂、念佛堂、太子堂、仏足石や出現池がありそれらの写真を撮りながら進むと立派な中門が見えてきます。その手前の左側には身代わり地蔵尊、阿弥陀如来坐像などがあります。中門をくぐり左に曲がると正面に本堂が、その手前の左手には庭園が、右手には地蔵堂、丈六堂や六角堂があり本堂のすぐ右側には鐘楼があります。大門から本堂まで、思っていたよりも大きなお寺でびっくりしました。
お参りをしてから本堂前をゆっくり歩いていると牧水の歌碑や芭蕉の句碑があり綺麗に整備されていました。
本堂右奥には、紀州家ゆかりの十禅律院が隣接、ひっそりとしたたたずまい、粉河寺とはかなり雰囲気が異なっていました。
大門からJR粉河駅方面へ戻るとき、真正面に龍門山(紀州富士)が大きく見えている景色に感動しました。
帰り道、紀ノ川の土手に上がり龍門山の写真を撮りたいと思いましたが、果樹園の中に迷い込んでしまい、残念ながらよい写真を撮ることができませんでした。
紀ノ川沿いの景色を楽しみながらのんびりと走り、JR和歌山駅には午後5時30分ごろに到着、 早朝から施福寺、紀三井寺そして粉河寺を予定通りめぐることができ、少し疲れていましたが充実した気分で自転車をバッグに入れ、紀州路快速に乗って帰りました。