2012年5月27日(日) 第二番 護国院(紀三井寺)


施福寺(槇尾寺)から自転車でJR東岸和田駅へ、前輪と後輪をはずし本体とともにバッグに入れ快速電車に乗ってJR和歌山駅へ向かいました。駅の東口を出たところで自転車を組み立て、持参したおにぎりを食べてから12時前に紀三井寺へ、紀勢本線に沿って真南へ走るとおよそ20分で到着しました。料金所のような小屋がありその横に小さな門、少し通り過ぎてから引き返し覗いてみると、そこから入山できるらしい、窓口の係員にお願いして自転車を安全なところにとめさせてもらいました。
このあと粉河寺まで行かなければならないという思いがあり、気ぜわしく、そこから階段を登っていくとまもなく本堂の側面が見えてきました。階段を上りきり本堂の正面にでてから本堂と対面するように建てられた大きな仏殿へ、入場して高さ12メートルの木造千手観音を見上げるように拝観、さらに段階を上がるとお顔と同じ高さになりました。最上階の回廊から和歌の浦を一望することができ、さらに境内全体の様子を見渡すことができました。
仏殿を出て本堂へ向かうと、右手に六角堂、重要文化財に指定されている鐘楼、本堂よりに大師堂があります。本堂右手の階段を上がっていくとこれも重要文化財に指定されている多宝塔がありました。
本堂は木の葉に隠れ正面から写真を撮ることができませんでしたが、多宝塔を通りすぎてから階段を下りてくる途中、木の葉の隙間からなんとか撮影することができました。 本堂に入り参拝、ただし、ご本尊の十一面観音像や千手観音像などは本堂の裏手、棟続きに立てられている大光明殿に安置されているそうです。
先を急いだため桜門の方へは行かず、先ほど自転車を置いたところへ戻ってしまい、桜門を見ることもしませんでした。 本来、桜門から階段を上って本堂へ行きお参りをすべきところ、あとから思い起こすと軽率なことをしたもんだと反省、次に訪れる機会があれば、必ず桜門からお参りするつもりです。