2012年5月10日(木)第十四番 園城寺(三井寺)


午前9時ごろ大津駅に到着、さっそく自転車を組み立て三井寺へ、 県道47号線を西へ向かうと園城寺町交差点、信号を渡り直進すると大門(仁王門)が見えてきます。なんとなく古びた感じのどっしりとした門、自転車を押して通り抜けるのも気が引け、門の左側の通路から入って行くと志納所があり、そこでお願いして自転車を置かせてもらいました。大門にある左右の金剛力士像は格子と金網で厳重に保護されており写真を撮ることが難しい状態でした。
大門から西へ進むと階段があり、その上に金堂の側面が見え、階段を登って左へ回り込み右に向くと正面、写真を撮ろうとしましたが間口が広く、かなり遠ざかっても屋根の両側がなかなか入りきらないくらい、堂々としたたたずまいであるのに驚きです。金堂前広場の南東隅に三井の晩鐘として有名な鐘楼があります。金堂から南のほうへ進むと右手に三重塔、潅頂堂などがあり,三井寺の大きさに驚きながらさらに南のほうに向かい村雲橋を渡り、突き当たりの微妙寺の前を左に向かうと両側に南無観世音菩薩としるされた幟が立ち並ぶ新緑のトンネルになった道があり、それが観音堂への参道となっています。
そのまま進むと右側に少し派手な色の毘沙門堂があり、階段を登っていくと右手に観音堂、やっと西国第十四番札所に到着です。観音堂の右側手前には百体観音堂、その手前には観月舞台がありそこから町並みの向こうに琵琶湖がきれいに見えていました。観音堂のすぐ右手には鐘楼があり、目立たないたたずまいでひっそりとした趣でした。
観音堂から真っ直ぐ北へ、水観寺の前を通り駐車場から大門に戻りました。