2012年5月10日(木)第十三番 石山寺


これまで1日に1札所を訪れていましたが、今日は少し欲張って三井寺、石山寺、正法寺さらに時間があれば三室戸寺へ行くつもりです。 三井寺を出発して石山寺へ、大津からできるだけ旧東海道を走り石山方面に向かい、瀬田川に沿って南下してJR石山駅、京阪石山寺駅を通り過ぎると右側に石山寺が見えてきます。東大門の付近で自転車を安心してとめる場所をさがしたが見つからず、やむなく自転車を押して東大門をくぐり歩いていくと、係員がきて自転車乗り入れ禁止ですといわれましたが、事情を説明すると受付の横にとめさせてくれました。
参道は石畳で両側が新緑に覆われすがすがしい感じ、受付を通り抜けさらに進むと突き当たりの左側に水車があり、その手前の右側にある石段を上がると正面に硅灰石、その奥に多宝塔が見えてきます。石山寺へ来るのははじめてだと思っていましたが、この硅灰石は見覚えがあり、以前に一度来ているようです。右側に観音堂、毘沙門堂、硅灰石の横には御影堂があり、左手には石段がありその上に滋賀県最古の木造建築物とされている本堂が見えています。
本堂でお参りをしてから三十八所権現社本殿、経蔵、多宝塔などをゆっくり観賞しながら歩いていくと芭蕉庵があり、そこから瀬田川を見渡すことができました。心経堂から紫式部展が開催されている豊浄殿まで登ったあと、坂を下っていくと新緑のむこうに本堂側面の檜皮葺の屋根が見えてきます。本堂の横を通り鐘楼まで行き、そこから硅灰石の横の階段を下りました。
さすがに有名なお寺、連休明けの平日にもかかわらずかなり多くの参拝者が訪れていました。