2012年6月14日(木)第十六番 清水寺


京都市の中心部にある4つの札所を巡る予定で午前8時ごろ出発、西国街道を東へ、大山崎で桂川を渡り桂川サイクリングロードに入り伏見の久我橋へ、そこから橋を渡らないで鴨川沿いの河川敷の道を走り、久世橋の手前で右折して伏見工業高校の前を通り近鉄とJRの線路を横切ってから左折、JR東海道本線に突き当たるまで北上、右折して線路沿いを東大路通りへ、左折して北上し東山五条で五条坂に入り茶碗坂を登って清水寺に到着したのが10時ごろ、約2時間のサイクリングでした。
参拝順路の出口あたりに自転車をとめ仁王門へ向かって歩いて行くとすごい混雑、記念写真を撮る修学旅行生、外人観光客、なんとなく場違いなところへ来てしまったような感じ、気を取り戻し、人の流れに従って山門をくぐると左側に鐘楼、右側に西門と三重塔、その奥を右側に曲がると左手に経堂と開山堂、その前あたりにある受付で拝観券を購入し轟門から本堂へ、靴を脱いで堂内に上がり、まわりの騒がしさを気にしないでお参りをしました。
本堂をぐるっと左へまわり右側へ降りていくと左手に地主神社の鳥居、その奥に納経所がありました。驚いたことに、これほど多くの人が境内にあふれているにもかかわらず、私のほか誰も納経所に立ち寄る人がいませんでした。
改修工事中の釈迦堂、阿弥陀堂から奥の院の前を歩き本堂や京都市内の写真を撮り、ぐるっとまわって音羽の瀧へ下り、舞台のそばを通り出口の方へ向かっていくと右手にアテルイ・モレ顕彰碑がありました。清水寺ゆかりの坂上田村麻呂に滅ぼされたアテルイ、かつて読んだ小説を思い起こしました。