2012年6月14日(木)第十七番 六波羅蜜寺


清水寺から清水坂を下り東大路通を横切り少し行くと左かどに六道之辻という石碑と電柱をはさんで左側に西国十七番六波羅蜜寺という石碑があり、そこを左折するとすぐ右手に六波羅蜜寺の閉じられている金門、その向こうに入り口がありました。
境内に入ると正面に弁天社、そのすぐ右横に十一面観音菩薩像があり、左前方に本堂が見えています。本堂の横には阿古屋塚、その隣に平清盛塚、さらにその奥に地蔵尊と地蔵があります。 遊女「阿古屋」の菩提を弔うために建てられた阿古屋塚と平清盛塚が並んで建てられているのは不思議で理解することができません。
観音菩薩像の横を入って行くと左手が本堂の正面、外塀との間は狭く正面から本堂全体を写真におさめることはできませんでした。靴を脱ぎ用意されたビニール袋に入れ、それをぶら下げ堂内に入りお参りをしました。
なお、ご本尊以外の仏像は本堂の左裏手にある宝物館に収納されているそうです。
住宅街の中にあり境内は狭いですが、観光客があふれている清水寺からやって来ると、静けさの中ほっとする気分になりました。平家ゆかりの寺、重要文化財に指定された平清盛坐像があり、歴史に興味がある人々も訪れるようです。