2012年9月28日(金)第二十六番 一乗寺
午前10時過ぎJR加古川駅を出発、県道515号線に出る直前、真正面に標高304mの高御位山(たかみくらやま)がその高さ以上に堂々としていて、別名播磨富士と呼ばれるのがよくわかりました。県道515号線を北へ、大藤山、自然石阿弥陀仏やコスモス畑などの写真を撮りながら志方町を通り抜け、山陽自動車道をくぐって少し行くと左にカーブする手前に一乗寺への標識が見え、そこを少し行き過ぎた三叉路に「直法華山道」という石碑があり、そこを右折して県道206号線に入り緩やかな坂を登ってくと左手に一乗寺が見えてきました。
正面を少し行き過ぎたところにある駐車場の奥の粟嶋堂の前に自転車を置き、雷に直撃されたような杉の大木が哀れに見える正面から入って行くと山門は無く受付があるだけでした。見上げるような真っ直ぐな階段を上っていくと左手に太陽の光を背に浴びた常行堂あり、そこから短い階段を登ると国宝に指定されている三重塔、階段を少し登ったところから振り返って写真を撮りました。階段の上には金堂(本堂)の舞台がどっしりとした姿を見せています。階段を上って右側へまわると鐘楼があり、そこを通り過ぎて金堂の裏手に出て靴を脱ぎ、廊下をぐるっとまわって正面の舞台から広い内陣に入りましたが、ほとんど中を見ることができませんでした。内陣の左手に納経所がありました。
金堂から奥の院へ行こうとしましたが、「土砂災害のため、奥の院へは行けません」という札がぶら下げられたロープで道が遮断されていて、残念ながら行くことができませんでした。階段を下っていく途中、あらためて三重塔をいろいろな角度から撮影しました。